6月28日に大阪迎賓館で開かれた主要20カ国・地域首脳会議(G20)の首脳夕食会で、ジュンのワイナリー、シャトージュン(CHATEAU JUN)の白ワイン“甲州 2018”が提供された。夕食会後にG20の公式ホームページで提供メニューが公開されると、ジュンのEC「ジャドール ジュン オンライン(J’ADORE JUN ONLINE)」に“甲州 2018”を目掛けた客が殺到し、同商品は即完売した(7月3日時点)。
“甲州 2018”は、洋ナシ、花梨、柑橘類の香りが豊かに感じられる1本で、フルーティーな甘味をキレよい酸味が下支えするやや辛口のワイン。アルコール度数は12.5%。価格は2000円と比較的リーズナブルながら、日本航空国際線ビジネスクラスでも提供されている。
「“甲州 2018”が夕食会で提供されることについては事前に知らされておらず、驚いた」とジュン広報担当者。「“甲州”はシャトージュンの看板ワインとしてこだわって作ってきた一本で、このような最高峰の舞台で振る舞われたことは大変光栄だ。われわれはファッションとともにフード、フィットネスの“3F”を主幹事業として強化してきたが、その一つの大きな成果と捉えている」。
夕食会は“サステイナビリティーとガストロノミーの融合”をテーマに、 “アンコウの⾹煎揚げ”や“但⾺⽜の⽵炭包み 若笹の⾹り”、“⼗六穀⽶と舞茸の炊き込みご飯 花⼭椒の⾹り”など、日本素材をふんだんに使った四季や自然が感じられる食事が振る舞われた。ドリンクはワインソムリエの田崎真也が監修し、“甲州 2018”のほか⽇本酒の“⼭廃純⽶吟醸”(福島県) や“秋⿅”(⼤阪府)など計11品が並んだ。