2019-20年秋冬パリ・オートクチュール・ウイークは終わったが、インスタグラム上ではいまも盛り上がりを見せている。
セリーヌ・ディオン(Celine Dion)のハイセンスな装いがショーの話題をさらっていたが、とりわけ、グウィネス・パルトロウ(Gwyneth Paltrow)、ゼンデイヤ(Zendaya)、ニック・ジョナス(Nick Jonas)、プリヤンカ・チョープラー(Priyanka Chopra)、キーナン・シプカ(Kiernan Shipka)ら多くのセレブリティーたちも注目の的だった。「ヴィクター&ロルフ(VIKTOR & ROLF)」のショーに現れたクリスティーナ・アギレラ(Christina Aguilera)は、同ブランドの前回のクチュール・ショーでインターネットミーム(インターネットを介して広がっていくネタ)からインスピレーションを受けた”F-k this I‘m going to Paris.”の文字が書かれたオーバーサイズのチュールドレスを着て注目を集めた。
その他のセレブリティーたちも各自のインスタグラムアカウントでオートクチュール・ウイークのさまざまな瞬間をアップしていた。円形の図書館を模したステージで行われた「シャネル(CHANEL)」のクチュール・ショーは、ヴィルジニー・ヴィアール(Virginie Viard)がアーティスティック・ディレクターとなって初の披露であったし、「ヴァレンティノ(VALENTINO)」のクリエイティブ・ディレクター、ピエールパオロ・ピッチョーリ(Pierpaolo Piccioli)が、アトリエで働くスタッフ全員に感謝の意を込めてお辞儀をしたショーのフィナーレでは、前列に座っていた創立者のヴァレンティノ・ガラヴァーニ(Valentino Garavani)に人々がハグやキスをする瞬間がアップされた。
セリーヌ・ディオンは「アレクサンドル ボーティエ(ALEXANDRE VAUTHIER)」の2019年春夏コレクションの衣装を着て、同ブランドの2019-20年秋冬コレクションに出席した様子をアップした。ファッション業界で活躍するアメリカ人ジャーナリストのデレク・ブラスバーグ(Derek Blasberg)は「ヴァレンティノ(VALENTINO)」のオートクチュール・ショーを観覧している出席者たちの写真をアップし、「ショーのフィナーレでの感動的な瞬間は劇場以上だ。信じられないほど素晴らしいコレクションだった」とコメントした。
クチュール・ウイークのインスタグラム投稿:
1. 「“F*this I’m going to #ParisFashionWeek”(パリのファッション・ウイークに行ってくるわ)」
2. 「この瞬間が永遠となる時……ヴァネッサ・フリードマン、ありがとう」
3. 「私たちみんなの中にいる内なる女神とのチャネリング」
4. 「昨日の『ヴァレンティノ』のコレクションは信じられないほど素晴らしかった。予期せぬ感動的な瞬間に、ブラボー!」
5. 「ローマにて」
6. 「ショーの前のアナとミランダ。『でもあなたが着ているその青い服には何百万ドルもの資金と数えきれないほどの仕事が詰まっている。そしてあなたはファッション業界に興味がないと言いながら、まさにここにいる私たちが流行らせた色のセーターを着ているなんてね。滑稽だわ』。映画『プラダを着た悪魔』のミランダ・プリーストリーのセリフを引用して」
7. 「愛しのクリスチャン・コッポラ。フェンディ・クチュール、ザ ドーン オブ ロマニティ」
8. 「ありがとう、パリ。いつも来るのが楽しみです。『フォーシーズンズホテル ジョルジュサンク パリ』にて」
9. 「シャネル、そしてヴィルジニー・ヴィアール、なんて美しいコレクションなの」
10. 「素晴らしいクチュールの終了」