ビューティ

マンダムと京都大学が共同開発したスタイリング剤が登場

 マンダムは8月26日、メンズグルーミングブランド「ギャツビー(GATSBY)」から京都大学と共同開発したヘアスタイリング剤「インサイドロックシリーズ」を発売する。ワックス、セラム、スタイリングウオーターの3種5品目をそろえる。

 新シリーズは、若者のナチュラル志向のヘアスタイルトレンドと“目立ちたいわけでないけれど、自分らしく”という意識傾向に着目して開発した。若者に人気のマッシュスタイルをベースにさまざまなアレンジが楽しめるスタイリング剤をそろえる。動きのあるスタイルに適したドライワックス「モーションコントロール」「ナチュラルリフト」(各75g、各900円)とマットな質感で自然なボリュームと毛流れを演出するセラム「エアリーモード」「スマートフォルム」(各75g、各900円)、トリートメント成分配合で湿気の影響を受けやすいくせ毛をストレートに仕上げるウオータータイプのスタイリング剤「ウォーターストレート」(200mL、850円)をラインアップする。黒とシルバーをベースにしたパッケージは、マットな質感でインテリアにもなじむデザインだ。

 従来の整髪料は、毛髪の外側に整髪成分を塗布し髪同士を固定する仕組みのため、雨や湿気などの外的要因でヘアスタイルが崩れがちだった。京都大学と開発したインサイドロック技術を採用した同シリーズは、整髪成分が髪内部に浸透し、湿気などに強くナチュラルなスタイルを長時間キープできる。

 今回の新製品の開発を手掛けた山口和希マンダム商品開発部は「生活者、とりわけ学生の意識は自身が所属するスクールカーストに合わせたシンプルなファッションにナチュラルな髪型という自己主張をしない同調志向が多かった。しかし、ソーシャルメディアの浸透で学校というコミュニティ以外にも周囲とつながる機会が出来たことでスクールカーストの垣根が取り払われ、シーンに合わせた自分らしいスタイルを楽しむようになっている」という。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

疾走するアシックス 5年間で売上高1.8倍の理由

「WWDJAPAN」11月4日号は、アシックスを特集します。2024年度の売上高はコロナ前の19年度と比べて約1.8倍の見通し。時価総額も2兆円を突破して、まさに疾走という言葉がぴったりの好業績です。売上高の8割以上を海外で稼ぐグローバル企業の同社は、主力であるランニングシューズに加えて、近年はファッションスニーカーの「オニツカタイガー」、“ゲルカヤノ14”が爆発的ヒットを記録したスポーツスタイル…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。