インスタグラムは、投稿の“いいね!”数と動画再生回数を非表示にするテストを日本でも実施することを発表した。このテストは、“いいね!”の数ではなくインスタグラム上でのつながりや、シェアする写真や動画の内容を重視してもらいたいという考えから実施するものだ。今回のテストは一部のユーザーを対象に行われるが、対象となるアカウントの選定やテスト期間は非公表となっている。
対象となるアカウントは、フィードやプロフィール画面などの全ての写真・動画に対する「いいね!」数と動画再生回数が、投稿した利用者本人にのみ表示されるようになる。投稿上に表示される「〇〇さん他が“いいね!”しました」をタップすると、引き続き自分の投稿に付いた「いいね!」数と動画再生回数を確認することができ、どのアカウントが“いいね!”したのかも一覧で確認することができる。
同テストは今年5月にカナダで開始し、コミュニティーからのフィードバックを収集してきた。より多くの国と地域の利用者に与える影響を学ぶため、日本でもテストを実施することになった。投稿の“いいね!”数が非表示になることで、ユーザーの投稿へのハードルを下げるのも目的の一つだ。
“いいね!”の非表示に関しては、テストの結果を踏まえて今後実際にその機能を付けるかどうかを検討するという。