ファッション

「ゴシップガール」が復活 米新ストリーミングサービスで

 最終話の放送から7年、劇中の派手なファッションが話題となったアメリカのティーンドラマ「ゴシップガール(GOSSIP GIRL)」のリブート版の制作が決定した。リブートとはもともとのストーリーとは別に、新たに仕切り直して作り直すこと。ワーナーメディア(WARNER MEDIA)とHBOが2020年春から開始する新しいストリーミングサービス「HBO Max」で配信される。

 TVシリーズと同じくリブート版もニューヨークが舞台となっており、マンハッタンのエリート私立学校の生徒たちの生活にソーシャルメディアがどのように関わっているかが見どころとなる。前回の制作総指揮を務めたジョッシュ・シュワルツ(Josh Schwartz)、ステファニー・サヴェージ(Stephanie Savage)、ジョシュア・サフラン(Joshua Safran)がリブート版にも参加しているが、オリジナルシリーズのキャストであるブレイク・ライブリー(Blake Lively)、レイトン・ミースター(Leighton Meester)、ペン・バッジリー(Penn Badgley)らの出演はまだ発表されていない。

懐かしの「ゴシップガール」ファッション

 「ゴシップガール(GOSSIP GIRL)」は最もファッショナブルなTV番組のひとつとして長らく人気があり、レイチェル・ゾー(Rachel Zoe)、カーリー・クロス(Karlie Kloss)、シンシア・ローリー(Cynthia Rowley)、トリー・バーチ(Tory Burch)など、業界の有名人たちもカメオ出演している。コスチュームデザイナーのエリック・ダマン(Eric Daman)が衣装を担当しており、ランウエイを歩くモデルのような衣装はこの作品のファッション性を確かなものにしている。ミースター演じるブレア・ウォルドーフ(Blair Waldorf)がニューヨークのセントラルパークで行ったチャック・バス(Chuck Bass)との即席結婚式で着用した「エリー サーブ(ELIE SAAB)」2012年春夏クチュール・コレクションのガウンなど、特にラストシーズンはファッション性の高さが際立った。また、昔ながらの制服や伝統的なタータンチェックとネオンカラータイツの組み合わせ、ド派手なヘッドバンドやハンドバッグもトンレドに。ファッション業界にも大きな影響力を持つ番組として注目を集めていた。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

疾走するアシックス 5年間で売上高1.8倍の理由

「WWDJAPAN」11月4日号は、アシックスを特集します。2024年度の売上高はコロナ前の19年度と比べて約1.8倍の見通し。時価総額も2兆円を突破して、まさに疾走という言葉がぴったりの好業績です。売上高の8割以上を海外で稼ぐグローバル企業の同社は、主力であるランニングシューズに加えて、近年はファッションスニーカーの「オニツカタイガー」、“ゲルカヤノ14”が爆発的ヒットを記録したスポーツスタイル…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。