眼鏡の通販サイトを手掛けるオーマイグラスは8月9日、京都の藤井大丸に直営店「オーマイグラス東京 京都店」をオープンする。渋谷ロフトや東急プラザ銀座などに次いで13店舗目の出店となるが、百貨店に常設店舗を構えるのは初めて。
出店するのは4階のウィメンズ&メンズファッションフロアで、店舗面積は約50平方メートル。“とことん試着”をコンセプトとしており、福井県鯖江製のオリジナルブランド「オーマイグラス東京(OH MY GLASSES TOKYO)」をはじめ、約1万点に及ぶオンラインストア商品の試着を促進するD2Cの体験型店舗として位置づけている。オーマイグラス東京で取り扱っている商品の価格は1万台から5万円台で、オリジナルブランド「オーマイグラス東京」の商品価格は1万8000〜2万7000円。購入前に自宅で試着できるサービスや、最寄りの店舗に取り寄せて試着できるサービスなど、眼鏡の新しい購買体験となるオムニチャネル化を強化している。
オーマイグラスの清川忠康社長は「既存店における客単価が上がっており、百貨店で高額品を買う客層にも積極的にアプローチしたかった。しかし多店舗化する考えはなく、インターネット販売の売り上げ向上につなげることが目的だ」と話した。