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仏のヘアケアブランドから日本市場向けの薬用育毛剤が登場 ブランド初の医薬部外品

 仏発ヘアケアブランド「ルネフルトレール(RENE FURTERER」はスカルプケアシリーズ“トリファジック”から、日本開発の日本人向け育毛剤「スカルプ プラス」(100mL、6600円)と、「コンディショナー」(150mL、2800円)を9月27日に発売する。

 「スカルプ プラス」はブランド初の医薬部外品で、気軽に継続できる薄毛対策アイテム。センブリエキスなど4種の薬用有効成分とタケノコ皮抽出液やエイジツエキスなどの保湿成分を配合する。エッセンスはマッサージの際に液だれしにくいとろみのあるジェル状で、適度な刺激を与えるジェットスプレーノズルを採用する。

 「コンディショナー」は髪だけでなく頭皮になじませるタイプ。アデノシン三リン酸とパフィアエキスが頭皮を健やかな状態に導き、マイクロ小麦プロテインが髪をしなやかに整える。同シリーズはシャンプーと洗い流さないスカルプトリートメントのみを展開していたが、日本の消費者の要望からコンディショナーの発売に至った。

 同ブランドを展開するフランス屈指の製薬グループ、ピエール ファーブル(PIERRE FABRE)は、世界でも脱毛対応製品シェア39.2%(Euromonitor-Retail price-Fixed 2017 exchange rate-All distribution channels)の日本市場を重視。フランス国外で初めて研究開発拠点アジア イノベーション センターを東京に開設し、アジア圏の諸費者ニーズに合わせた製品の開発に力を入れる。今回発売となる「スカルプ プラス」は、同研究所が4年以上の歳月をかけて開発した一品で、東アジア人を中心に臨床試験を実施するなどアジア人の髪に対応するアイテムを目指した。

【エディターズ・チェック】
日本が脱毛対応製品のシェアの39.2%を占めていることには驚き。薄毛や抜け毛に悩むのは中年男性で、パッケージや香りからも育毛剤=男性が使うものというイメージがありましたが、そういった悩みを女性のお客さまから相談されることが増えたと美容師さんから聞きました。最近では女性向けのアイテムも増え、パッケージや香りも手に取りやすいものが増えています。“髪は女の命”という言葉があるほど、髪の毛は女性にとって大切なもの。美意識が高まっていることで、悩みをきちんと美容師に相談して解決したいという女性も多いいようです。使用感やパッケージ、香りから「スカルプ プラス」は、そんな薄毛や脱毛に悩む女性を助ける育毛剤になりそうです。

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