リアルファーブランド「チエ イマイ(CHIE IMAI)」の今井千恵リード・デザイナーが設立した会社レイナが輸入販売するスペインのオリーブオイル「オロ・デル・デシエルト(ORO DEL DESIERTO)」が、日本オリーブオイルソムリエ協会が主催するイベント「オリーブ ジャパン(OLIVE JAPAN) 国際オリーブショー」のコンテストにおいて全701品のエントリーの中で最優秀賞を受賞した。8回目を迎えた「オリーブ ジャパン」で4回目の受賞だ。7月19日から24日まで西武池袋本店で開催されたイベント「オリーブ ジャパン」で表彰式が行われ、生産社であるラファエル アロンソ アギレラ(Rafael Alonso Aguilera)社のラファエル・アロンソ・バラウ(Rafael Alonso Barrau)営業担当とファン・ホセ・アロンソ・バラウ(Juan José Alonso Barrau)栽培・生産担当の兄弟が出席した。トークショーを行った2人は「『オロ・デル・デシエルト』はポリフェノール値がとても高く、口に含むとほどよい苦味と酸味を感じることが特徴だ」などと話した。
「オリーブ ジャパン」は日本最大級のオリーブの祭典で、今回は世界から80社が出展した。
今井千恵リード・デザイナーは「ファッションデザイナーとして認めてくださるお客さまの、何かライフルタイルに素敵な彩りを感じていただけるものはないかと考えていたとき、棚の中にしまっておいた妹からのギフトのオリーブオイルの瓶のコルクを開いて、私の世界観が変わった。一口口に含むと今まで味わったことのない爽やかでフルーティーな香りが広がり、そのときの感動は今でも脳裏に焼きついている」と、「オロ・デル・デシエルト」との出合いを話した。これをきっかけに、女性4人で設立したレイナで2011年に日本総代理店となり輸入販売を始めた。今、娘の今井千晶がレイナ社長を務める。「オロ・デル・デシエルト」の価格は、250mlが3500円。
レイナは、今井千恵の出身地である鹿児島県の老舗蔵元・濱田酒造と共同で開発した芋焼酎「モーリス(MORRIS)」も販売している。