コカ・コーラ ボトラーズジャパンホールディングス子会社のキューサイは10月16日に、新スキンケアブランド「スキンケールド(Skinkalede)」を発売する。第1弾は化粧水を展開し、オンラインショップなどで販売する。
同社は過酷な環境でも生育可能なケールの生命力と高い栄養価に着目し、35年以上にわたって栽培、研究を重ねてきた。種選びから栽培、収穫、工場での加工、残留農薬検査、販売までを自社グループで一貫して行い、化学肥料に頼らない土作りや農薬不使用にこだわっている。1982年から冷凍青汁の販売を開始し、“ケール青汁”は同社を代表する製品として広く知られている。2009年からオールインワン化粧品「コラリッチ」でコスメ事業に参入したが、今回同社が得意とするケールを使用したスキンケアを打ち出すことでキューサイを象徴するブランドとしての確立を目指す。
第1弾の化粧水「バランシングローション」(3800円)は、ポリフェノールやビタミン類など豊富な栄養素を含む国産のケール葉エキスを配合するとともに、保湿成分としてヒアルロン酸やセラミドを配合し、肌を潤いで満たしてキメの整った滑らかな肌へと導く。地中海をイメージした香りは、ベルガモット、グレープフルーツ、セイヨウネズ、ライム、マヨラナの5種の精油をブレンドした。今後1~2年をかけてスキンケアのベーシックアイテムをそろえライン化していく予定だという。
【エディターズ・チェック】
「キューサイといえば青汁」というイメージが強いですが、まさか青汁に使用しているケールを配合した化粧品が誕生するとは!期待と不安が入り混じりましたが、実際に使用してみると青汁感は全くなく、柑橘系の爽やかな香りで、みずみずしく肌にすっとなじみます。国産の無農薬ケールを使用している点も安心感があります。青汁を飲むのはちょっと苦手……という人は、スキンケアで取り入れてみるのもいいかもしれません。