セレクトショップの「アーバンリサーチ(URBAN RESEARCH)」は、スイス発のバッグブランド「フライターグ(FREITAG)」を8月9日から、日本で初めてオンラインストアで販売する。「フライターグ」は現在、オンラインでの販売をスイス本国のみに限っているが、10年以上、日本での卸先としてビジネスを構築してきたアーバンリサーチと共に新たな販路開拓を目指す。
「フライターグ」のバッグや小物は、役目を終えたトラックのタープや車のシートベルト、自転車のインナーチューブなどを再利用したデザインが特徴だ。傷や汚れもデザインの要素となるため同じモノがなく、購入客が自分好みのデザインを選ぶ必要がある。オンラインストアでは店頭と在庫は共有せず、全て一点モノとして扱う予定だという。
また、日本ではメンズのイメージが強いが、ヨーロッパでは女性ユーザーが半数近くに上るといい、オンラインストアでも女性の使いやすいコンパクトなバッグやデイリーに使える小物などを強化する。製品により価格は異なるが、トートバッグが1万~3万円程度、メッセンジャーバッグが2万~2万5000円程度。今後はオンラインストア限定商品の販売なども計画する。