植野有砂/フィグ&ヴァイパー プロデューサー INSTAGRAM フォロワー数:13万4700
Q:今の自分を作っているのは?
A:この世界に入ったのは高校生の頃に「ランズキ」の専属モデルとして活動していたのがきっかけ。その後は大学に通いながら、「ポップティーン(Popteen)」や「ブレンダ(BLENDA)」などで雑誌の読者モデルとして活動していた。この頃から、国内外の雑誌はもちろん、海外のスナップサイトを日頃からチェックするようになって、海外のトレンドに注目するように。大学時代も英語を専攻していた。今はブランドを創造する側の人間になれたけど、「フィグ&ヴァイパー」を愛してくれる人が日本だけでなく海外に多いのも、自分が常日頃外に目を向けているというのもあると思う。来年は拠点をロサンゼルスのショールームに移して、活動していきたい。
Q:情報源はどこから入手しているのか?
A:もはや、情報源として生活の一部となっているのはインスタグラム。通勤時間や昼休みなど、時間が空けばこまめに海外のイット・ガールをチェックするようにしている。通常の感覚であれば個人情報をSNSにさらすのは怖いと思うけど、あえて私はトップページに自分のアドレスを掲載している。インスタグラムがプラットフォームになることで海外の雑誌やネット媒体に注目してもらったり、モデルとしてブッキングしてもらったりすることも多くなった。それが契機となることでブランドの認知につながることとなり、モデルのカーラ・デルヴィーニュや女優のセレーナ・マリー・ゴメスといった世界的な知名度を持つセレブにもアイテムを愛用してもらえるまでに成長した。だから、インスタグラムに関しては、写真のクオリティをキープすることが最も重要。一眼レフのカメラは必要不可欠だし、トーンカーブを調整できるアプリを使うなど画像補正もマスト。ただ、ブランド関連の画像ばかりを投稿すると、どうしてもビジネスの面が強くなりフォロワー数が減ってしまうため、自分のライフスタイルを織り交ぜることで、私自身とブランドの両面において、フォロワーに憧れを持ってもらうことが大切なので。
Q:「いいね!」数を稼ぐためには?
A:まず頻繁に投稿するのではなく、1日に2回だけアップすると決めている。数値が上がりやすい内容は自撮(セルフィー)とネイルが多い。「インスタグラム」内で「いいね!」数が高い画像は、人気ページとして集約される「ポピュラーページ」にアップされることもあるので、海外の方にも注目されやすくなる。特に、バズらせたい写真に関しては、日本よりも海外時間帯での昼や夕方などに合わせて設定することも。最終的に細かい配慮が海外のイット・ガールに注目してもらうことにより、ブランドの認知も格段に上がっていく。