7月31日〜8月3日にかけて、楽天グループのイベント「楽天オプティミズム(Rakuten Optimism) 2019」がパシフィコ横浜で開催された。今年のテーマは「5G時代を、先取りしよう」。テーマに沿った各種講演が開かれると共に、「体験型イベント&フェスティバル[フューチャー・ワールド]」のゾーンには楽天が開発している配送用ドローンなど、5G関連の様々な技術やソリューションが展示された。
5G関連の展示で特に賑わっていたのが、ディスプレイに映った有名サッカー選手とバーチャルなパス交換を体験出来る「バーチャル・フットボール・プラクティス(Virtual Football Practice)」だ。ヴィッセル神戸の山口蛍選手やダビド・ビジャ選手とのパス交換には、参加者から興奮の声が上がっていた。5G時代にはこのアトラクション同様に、遠隔地にいる相手とリアルなパス交換が体験出来るようになるかもしれない。
会場内にはグルメエリアがあり、「楽天市場」のテナントである多くの飲食店が出店。決済は全てキャッシュレスだ。参加者が戸惑わないよう、キャッシュレスでの会計をサポートするブースも複数設置された。
吉田洋平(よしだ・ようへい) : 出版社勤務後、フリーランスに。ビジネス、ITを中心に様々な雑誌、Web媒体、企業のオウンドメディアなどで記事を執筆