まつゆう*/ファッションWebプロデューサー
INSTAGRAM フォロワー数:1万7000 TWITTER フォロワー数:19万500
Q:注目されたきっかけは?
A:アヒル口で大きなバズが起き、ツイッターのフォロワーが日本人女性で一番多くなったから。2010年頃、アイコンの写真を変えたら「アヒル口だねー!」ってコメントが来たので1日中やりとりしていたらすごいバズになって。ヤフーの検索ワードのトップ3に「アヒル口」「まつゆう*」「松丸祐子」が入り、翌朝にはテレビで知らないおじさんが私のことを解説していた(笑)。「書籍化したいので、誰かよろしくー」とツイートしたところ、マガジンハウスの中島(敏子・現「ギンザ」編集長)さんがやりたいと手を挙げてくれて、「ツイッターで人気爆発!みんな大好きアヒル口」という本も出版された。私、デジタルギークで、98年から、HTMLのタグで作ったサイトでウェブマガジンをスタート。サイトを構築するシステムがブログになったからブロガーと言われるようになった。
Q:SNSはたくさんあるけど、どのメディアを使えばいいの?
A:今はインスタグラムに可能性を感じる!SNSはブレイクする時期が違うし、ゆるくて使いやすいものがブレイクする。ツイッターも昔はゆるかったけど、今は規制がかかったり、軽く2ちゃんねる化して論争や炎上になったり。フェイスブックはリア充や仲良し関係をアピールするもので、見ていて疲れてしまうといって離脱する人が増えている。その点、インスタグラムはオシャレで、写真1枚だけで何も書かなくてもハッシュタグだけでも投稿できるし、楽でゆるくて、今っぽい。感性と言葉のセンスがあれば、若くて無名の子がインフルエンサーやファッショニスタになれる、夢や可能性のあるメディアだと思う。
Q:どんな仕事をしているの?
A:ファッション&ビューティ&映画をブログに書くことが中心。だけど、国内外のイベントやパーティに出席したり、商品や空間をプロデュースしたり、撮影のモデルになったり、書かない仕事も増えている。「イヴ・サンローラン・ボーテ」のムービーに出たり、「ランコム」や「シーバイクロエ」のアンバサダーをしたり、「ロンシャン」「コントワー・デ・コトニエ」「ブシュロン」などとも仕事をさせてもらっている。最新では「フルラ」の「フルラ・ウーマンズ・ルーム」プロジェクトに参画し空間プロデュースした青山本店が4月26日からお披露目になったりもしている。フランスや香港、カナダなどの観光局から仕事をいただくことも多い。仕事の選択基準は、自分が楽しい、いいね、素敵だな、と思えるかどうか。それと基本TVには出ずに、自分でコントロールできる媒体を選び、消費されないように、気を付けている。