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米「WWD」が主要メディアのフォロワー数を徹底比較。それぞれツイッター、フェイスブック、インスタグラムのフォロワー数を合計した総フォロワー数順に13のメディアをリストアップした(数字は2019年6月時点)。
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「ナショナルジオグラフィック」公式インスタグラム(@natgeo)から
1.「ナショナルジオグラフィック」1億8200万フォロワー
フォトジャーナリズムで知られる「ナショナルジオグラフィック(National Geographic)」は、インスタグラムとの親和性が高く、フォロワー数は最も多い1億1200万。フェイスブックページは4600万“いいね”を獲得しており、ツイッターフォロワー数は2300万。さらに同媒体から分派した「ナショナルジオグラフィックトラベラー(National Geographic Traveler)」の総フォロワーは4500万、「ナショナルジオグラフィックマガジン(National Geographic Magazine)」は2200万、「ナショナルジオグラフィックアドベンチャー(National Geographic Adventure)」は1500万とどれも成功を収めている。
「ESPNマガジン」公式インスタグラム(@espn)から
2.「ESPNマガジン」6670万フォロワー
スポーツ誌「ESPNマガジン(ESPN The Magazine)」はその膨大なフォロワー数にもかかわらず、創刊から21年たった今年の9月に紙版を廃止する。4月にこの計画を発表した際には、大半の読者がこれまで紙媒体で見ていたようなコンテンツをデジタルプラットフォームで消費するようになったことを受け、紙媒体を残す必要性がなくなったとコメントした。最もフォロワーが多いアカウントはツイッターで3400万、次いでフェイスブックが2000万、インスタグラムが13万。
「ニューヨーク・タイムズ」公式インスタグラム(@nytimes)から
3.「ニューヨーク・タイムズ」6620万フォロワー
「ニューヨーク・タイムズ(The New York Times)」は、リーマンショックによる厳しい経済的打撃を経験したものの、ここ10年でデジタルビジネスの拡大と電子版の購読システムの成功のおかげで復活。フォロワー数はツイッターが最大で4380万、フェイスブックが1600万、インスタグラムは600万。
「ヴォーグ」公式インスタグラム(@voguemagazine)から
4.「ヴォーグ」4640万フォロワー
ファッションとセレブネタを主とする「ヴォーグ(Vogue)」は当然のことながらインスタグラムを得意とする。フォロワーは2400万。カーダシアン家とジェンナー家が同媒体の成長に貢献したことは間違いない。1400万のフォロワーを持つツイッターと900万のフォロワー持つフェイスブックもかなりの数字だ。
「フードネットワークマガジン」公式インスタグラム(@foodnetwork)から
5.「フードネットワークマガジン」4550万フォロワー
テレビ番組で知られる「フードネットワークマガジン(The Food Network Magazine)」だが、番組内で触れたレシピや商品が見られる雑誌も人気だ。フォロワー数が多いのも不思議ではない。動画の多くはフォロワー数32万のフェイスブックに掲載されている。インスタグラムはかなり差が開いて900万。ツイッターは500万以下だ。
「エコノミスト」公式インスタグラム(@theeconomist)から
6. 「エコノミスト」3630万フォロワー
新聞でありながら写真が少ない「エコノミスト(The Economist)」は、記事やデータのツイートを続け今や2400万フォロワーを獲得した。次いでフェイスブックは900万。インスタグラムは350万。
「ハフィントンポスト」公式インスタグラム(@huffpost)から
7.「ハフィントンポスト」2350万フォロワー
「ハフィントンポスト」(Huffington Post)はこのリスト中で最初の紙媒体を持たないメディアだ。ニュースやオピニオン記事を中心に扱う同メディアの最大のプラットフォームは1150万フォロワーを持つツイッター。次いでフェイスブックは1000万フォロワーを持つ。インスタグラムは2万フォロワーと比較的人気が低い。
「バズフィード」公式インスタグラム(@buzzfeed)から
8.「バズフィード」2240万フォロワー
数々のミームやバイラルコンテンツを生み出してきた「バズフィード(BuzzFeed)」の最大のプラットフォームはフェイスブックで1100万。最近はニュース記事も織り交ぜており、ツイッターのフォロワー数は650万まで伸びた。エンターテインメント系コンテンツを掲載しているインスタグラムは約500万フォロワーを有している。
「ワシントンポスト」公式インスタグラム(@washingtonpost)から
9.「ワシントンポスト」2210万フォロワー
「ニューヨーク・タイムズ」同様にリーマンショックの打撃を受けた「ワシントンポスト(The Washington Post)」は、アマゾン(AMAZON)の創業者で世界一の大富豪でもあるジェフ・ベゾス(Jeff Bezos)よって数年前に買収された。最近ではトランプ政権に関するニュースを積極的に取り上げ、販売部数を伸ばしている。さらにデジタルにも力を入れ、ソーシャルメディアのフォロワー数を増やしている。フォロワー数はツイッター1400万、フェイスブック620万、インスタグラム200万。
「ピープル」公式インスタグラム(@people)から
10.「ピープル」2163万フォロワー
セレブ達にとっては自分に関するニュースをチェックする際に、自分のインスタグラムフィードの次に安心できる場所とも言えるだろう。ロイヤルファミリー事情から、犯罪事件、調査記事までカバーする同メディアは他のゴシップ系メディアに勝る読者数を持つ。どのプラットフォームも比較的同数のフォロワー数で、フェイスブック770万、ツイッター750万、インスタグラム650万。
「ナウディス」公式インスタグラム(@nowthisnews)から
11.「ナウディス」1900万フォロワー
動画コンテンツのみを配信しているグループ・ナイン(GROUP NINE)社傘下の「ナウディス(NowThis)」は、多くのメディアが自社サイトだけでなく、フェイスブックにもアカウントを持ち始めた2012年に誕生。通常、プラットフォームに依存するやり方はうまくいかないことが多いが、「ナウディス」は違った。現在もフェイスブックが一番人気でフォロワー数は1500万、次いでツイッターが250万、インスタグラムは200万以下だ。
「エル」公式インスタグラム(@elleusa)から
12.「エル」1650万フォロワー
ファッションやセレブネタが主要な「エル(ELLE)」だが、ニュース記事にも力を入れている。ツイッターのフォロワー数が最も多く、700万。フェイスブックとインスタグラムは同数の430万。
「ザ・ニューヨーカー」公式インスタグラム(@newyorkermag)から
13.「ザ・ニューヨーカー」1630万フォロワー
このリストを締めくくるのはコンデナスト社が発行する「ザ・ニューヨーカー(The New Yorker)」。最もフォローされているアカウントはツイッターで860万。ニュースのほかにも、“Shouts & Murmurs(叫びとつぶやき)”のコーナーでは漫画やユーモラスな記事を掲載する。フェイスブックは420万、インスタグラムは340万でほぼ同数。