ミネラルメイクアップブランドの「ジェーン・アイルデール(JANE IREDALE)」は8月26日、新ファンデーション「ビヨンドマット リキッドファンデーション」を発売する。カラー展開は7色(各5800円)で、別売りの「ブレンディング/コントゥワブラシ」(5000円)との併用を推奨する。
同製品はファンデーションとプライマーとコンシーラーの3つの機能を備えたマルチタイプで、セミマットな質感に仕上がる。天然ペプチドが肌にハリを与えて肌の欠点をカバーする。リキッドパウダーのテクスチャーが重ねづけしても厚くならないのが特徴だ。また化粧崩れ防止のためにシリコーンを採用しており、シリコーンについて“肌の感触を改善し滑らかに整える”“有効成分を肌に届ける”“肌の水分消失を防ぐ”などの有益性をうたっている。
【エディターズ・チェック】
今年25周年を迎えた「ジェーン・アイルデール」は、ナチュラルメイクアップブランドの中でもミネラルコスメの先駆的存在。映像業界に従事していた創設者のジェーン・アイルデールが、一部の化粧品が肌に害をもたらしていることを憂えて“肌にいいメイクアップ製品を”とクリーンで安全な製品作りを始めました。昨年から今年にかけて“クリーン・ビューティ”が美容業界のトレンドとして注目されていますが、世の中の環境保護や社会貢献機運の高まりから化粧品に成分・生産工程における倫理性や透明性を求める消費者のニーズは今後さらに増大することが予想されます。今年2月に老舗の「ゲラン(GUERLAIN)」が天然由来成分97%のファンデーションを発売するなど、ナチュラルメイクアップ製品の市場は競争が激化しています。本家ナチュラルメイクアップブランドがどのように存在感を示し生き残っていけるかに注目です。