「WWDビューティ」8月15日号はインスタグラムの活用法を特集します。インスタグラムはビジュアルをメインとしたプラットホームであることから、ビューティブランドにとって欠かせないツールとなっています。過去には“インスタ映え”が流行語大賞に選出されるなど、“映える”ことで人気になった商品も多くありましたが、現在では“映え”だけではない新たな活用法が登場しています。
その理由としては当初のフィード(タイムライン)投稿に加え、ストーリーズやライブ配信、IGTV、ハイライト、ショッピング機能などの新機能が増えたことがあげられます。特にストーリーズは24時間で消えるという気軽さが受け、日本ではデイリーアクティブアカウントの70%が利用しており、質問募集やアンケート、チャットなど双方向のコミュニケーションツールとしての活用が増えています。
インスタグラムを運営するフェイスブックの担当者にはもちろん、機能が多様化する中でブランドの担当者がインスタグラムの運用で何を心掛けたらいいのかを、インスタグラムとインフルエンサーマーケティングを行っているリデルに取材。さらに、国産ブランドとヘアサロンの担当者にどのようにインスタグラムを活用しているのかをインタビューしました。ブランドの世界観を守りつつ、いかにフォロワーのエンゲージメントを高めていくか、SNS担当者必見の内容です。
ニュース面では、伊勢丹新宿本店本館化粧品フロアのリモデルを取り上げ、顧客の心理や買い方に合わせた“買いやすい”環境を実現するための3フロア構成やその戦略に迫ります。そのほか、花王、カネボウ化粧品も参入し活況を見せるシワ改善市場を、各ブランドのアイテムと共に読み解きます。
そのほか、「ランコム(LANCOME)」から発売される人気美容液の進化版や、「トリー バーチ(TORY BURCH)」とグローバル独占ライセンス契約を締結した資生堂、「グッチ(GUCCI)」から登場するミケーレ監修の新作香水を取り上げたほか、トピックスとしてフランス・パリのル・ボン・マルシェ(LE BON MARCHE)で開催中の日本の美容とライフスタイルをテーマにしたポップアップイベント「BIJO;(ビジョ;)」を掲載しています。