「ナイキ(NIKE)」と「サカイ(SACAI)」は9月、アパレルとスニーカーからなる全11型のウィメンズのコラボコレクションを発売する。
ジャケットやスカート、Tシャツ、スポーツブラなど9型を用意したアパレルは、「ナイキ」のランニングアイテムをベースに阿部千登勢「サカイ」デザイナーの美学である“ハイブリッド”をプラスした。多色のパッチワークが目を引くナイロン地のジャケットは随所にメッシュ地などの異素材を組み合わせ、Tシャツは複数のTシャツを組み合わせたようなデザインに。スカートは後ろ部分にジャケットを縫い付けることで、裾部分を垂らしたり腰に巻いたりとスタイリングを楽しむことができるなど、どのアイテムも「サカイ」らしさが色濃く感じられる。
コラボコレクションの目玉となるスニーカーは、「ナイキ」の2モデルのスニーカーをハイブリッドして生まれた“ブレーザー ミッド(BLAZER MID)”と“LDワッフル(LDWAFFLE)”を用意する。どちらも「サカイ」2019-20年秋冬パリメンズのランウエイで披露されたもので、すでに5月に発売されていたものの色違いだ。“ブレーザー ミッド”はクリーンなホワイトベースと落ち着いたブラックベースの2色が展開され、“LDワッフル”はこの2色にピンク × オレンジ × グリーンという鮮やかなカラーリングを加えた3色が展開される。
なお、ランウエイで見られた“LDワッフル”のアッパーに付属されたファーのアクセサリーと、“ブレーザー ミッド”のアッパー搭載されたジップのアクセサリーは別売りで、後日「サカイ」の青山店と期間限定でオープンする公式オンラインストアで販売する予定だ。
“LDワッフル”と数型のアパレルが9月12日から、“ブレーザー ミッド”と残りのアパレルが19日から「サカイ」の青山店と期間限定の公式オンラインストア、ナイキラボ MA5(NIKELAB MA5)、ナイキ公式アプリ「SNKRS」、ドーバー ストリート マーケット ギンザ(DOVER STREET MARKET GINZA)で販売される予定だ。
キービジュアルには、ナイキ所属アスリートでテニス選手の大坂なおみや、11歳ながらプロスケーターでサーファーのスカイ・ブラウン(Sky Brown)らが起用されている。
【追記 9月17日】「ナイキ」と「サカイ」は、19日から販売予定だった“ブレーザー ミッド”とアパレルの発売日を10月8日に延期すると発表した。