ファッション

眼鏡のサブスクは広がるか? メガネの田中がポップアップショップをオープン

 全国で108店舗(8月1日現在)を展開するメガネの田中チェーンは、4月に全店舗で開始した眼鏡フレーム・サングラスのサブスクリプション(定額制利用)サービス“ニナル(NINAL)”のポップアップショップを、8月19日から9月1日まで大阪・なんばマルイ地下1階イベントスペースにオープンする。

 “ニナル”は月額2100円から始められる定額制の眼鏡コーディネート&掛け替えサービスで、3年間の契約期間中、1000種類以上の商品の中から好きな眼鏡かサングラスを3本(レンズ含む)まで交換して利用できるシステム。眼鏡フレームは「グッチ(GUCCI)」など高級ブランドも含む実勢価格3万円台のハイクラスの新品で、レンズは毎回検眼して作ることができる。

 ポップアップショップでは“ニナル”のサービスが体験できるほか、同社が独自に開発したiPadアプリやツールを利用して、眼鏡選びに役立つ顔の印象分析や肌色診断、服のテイストに合わせた眼鏡のコーディネート提案など、新しい眼鏡選びを提供する。

 メガネの田中チェーンはポップアップショップの目的について、同サービスの内容やメリットを体験して詳しく知ってもらうためとしている。一般消費者が持つ、眼鏡店に行くのが面倒、自分にどんな眼鏡が似合うのかわからないという悩みや不安を解消し、眼鏡選びの楽しさ、ファッションアイテムとしての眼鏡の関心度を高める狙いがある。眼鏡を“所有”から“利用”するものにするというデイミアン・ホール(Damian Hall)=メガネの田中チェーン社長の考えで、「眼鏡文化を変えることができるプロジェクトだ」と力を入れている。

 なお、現在の“ニナル”の利用者数は公表していない。

■メガネの田中 NINAL なんばマルイPOP UP
日程:8月19日~ 9月1日
※8月20日はなんばマルイの定休日
時間:11:00~20:30(日祝は11:00~20:00)
場所:なんばマルイ地下1階 イベントスペース
住所:大阪府大阪市中央区難波3-8-9 地下1階

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