8月16日から3日間にわたり東京・大阪の2都市で開催されていた国内最大級の都市型音楽フェス「サマーソニック2019(SUMMER SONIC 2019)」が18日に閉幕した。最終日の東京会場は2日目に続き晴れ上がり、強い日差しが照りつける厳しい暑さの1日となった。
暑さと合わせ、ヘッドライナーのザ・チェインスモーカーズ(THE CHAINSMOKERS)やゼッド(ZEDD)、ディスクロージャー(Disclosure)をはじめとするダンスミュージック系アーティストの出演が中心だったことから、来場者は開放的なファッションやスポーティーなスタイル、ストリート風の装いの傾向に。さらに1・2日目に頻繁に見られたバンドTシャツ着用者が激減した一方、前日までにあまり目にしなかったペアルックやチームコーデ、大胆な柄アイテムを取り入れたスタイリングなどが目立った。
「サマソニ’19」は東京会場が各日6万人の計18万人、大阪会場が各日4万人の計12万人、東京会場の1日目深夜に行われた「スポティファイ オン ステージ イン ミッドナイトソニック(Spotify on Stage in MIDNIGHT SONIC)」が2万人、同じく東京会場の2日目深夜に行われたサカナクションの山口一郎がオーガナイズする複合型クラブイベント「エヌエフ(NF)」が3万人を動員した。なお主催するクリエイティブマンは来年、会場が東京オリンピック・パラリンピックに使用されるため「サマソニ」を開催しないことを発表している。