トレメッツォは、イタリアの高級カジュアルブランド「ポール アンド シャーク(PAUL & SHARK)」の日本における独占輸入販売権を2018年に取得し、19-20年秋冬シーズンから店頭販売を開始した。初のシーズンでは同ブランドが独自開発した防水・防風性の高い素材“タイフーン20000(TYPHOON20000)”を使用したブルゾン(11万円)をはじめ、柔らかい肌触りのピーチスキンのダウンジャケット(17万8000円)やロロ・ピアーナ(LOLO PIANA)の高級生地を用いたダウンブルゾン(19万円)、内側がラビットファーのブルゾン(48万5000円)など、主力のアウターを中心にそろえる。
発売に合わせてポップアップを伊勢丹新宿本店メンズ館5階で9月3日まで、エストネーション六本木ヒルズ店で9月12日まで開き、ブランド認知拡大を図る。
「ポール アンド シャーク」は1957年にイタリアで創業した。ニット工場としてスタートし、数々のラグジュアリーブランドのニットアイテムを生産してきた。海やヨットから着想した自社ブランドを75年に立ち上げ、スポーツウエアからカジュアルアイテムまでメンズとウィメンズのトータルアイテムを製造する。2017年には「ラルディーニ(LARDINI)」で要職を務めたエンリコ・アイロルディ(Enrico Airoldi)が加わり、商品の見直しや世界各国の店舗のリノベーションを行うなど、リブランディングを進める。現在はヨーロッパを中心に73カ国、2000以上のショップで販売している。