東京オリンピック・パラリンピック組織委員会は8月25日、東京2020パラリンピック聖火リレー(以下、パラリンピック聖火リレー)のランナーユニホームを発表した。オリンピック聖火リレーのユニホームに続き、「N.ハリウッド(N.HOOLYWOOD)」の尾花大輔デザイナーがデザインを監修した。
パラリンピック聖火リレーのコンセプトである“Share Your Light(あなたは、きっと、誰かの光だ。)”に基づき、人と人、人と社会がつながることで生まれる輝きを、大会ルックである市松模様を用いてデザインした。パラリンピック聖火リレーでは47都道府県で採火を行い、東京でひとつの聖火へと集約され、開会式へと届ける。
尾花デザイナーは「途切れることなくつながっていくことから縁起の良い柄とされてきた市松模様によって、日本全国から集められる聖火がつながっていく様子や、“3人1組のランナー”で集結していく想いや熱意を表現しました。このユニホームを着たランナーの想いや熱意で、いよいよパラリンピックが開催されるという機運が全国で、そして世界中で高まっていくことを願っています」とコメントしている。
パラリンピック聖火リレーは、オリンピック終了後、2020年8月13日から25日のパラリンピック開会式までの期間に行われる。炎は、人々がパラリンピックを応援する熱意の表れとされ、実際の炎に限らず、SNS等を活用したデジタルの炎も認められる。