ファッション

ユナイテッドアローズが日本とアフリカの次世代デザイナーを支援

 ユナイテッドアローズ(UNITED ARROWS以下、UA)は、日本とアフリカ双方のファッション繊維産業の発展、経済価値と社会価値創造を目的とする「FACE.A-Jプロジェクト(FASHION AND CULTURE EXCHANGE. AFRICA-JAPANプロジェクト)」に協賛する。

 10月に開催される「楽天 ファッション ウィーク東京(Rakuten Fashion Week TOKYO以下、RFWT)」とナイジェリアで開かれる「ラゴス ファッション ウィーク(Lagos Fashion Week)」で同プロジェクトは、日本とアフリカから選出された次世代を担うファッションデザイナーの作品を紹介するプレゼンテーションを行う。アフリカからは、2019年「LVMHプライズ」のファイナリストでもあるテーベ・マググ(Thebe Magugu)とケネス・イズドンモウエン(Kenneth Izedonmwen)らが参加する。加えて、「RFWT」では日本とアフリカのファッション業界の持続可能性やコラボレーションの重要性をテーマとするディスカッションなどを行う。

 プロジェクトディレクターはUAの栗野宏文上級顧問・クリエイティブ・ディレクション担当が、アドバイザーは伊藤忠商事で渉外・貿易部門の欧州・アフリカ担当である信田阿芸子らが務める。栗野上級顧問は「これまでにアフリカを6回訪れたが、社会は目まぐるしく変わっている。それはファッションも同じだ。ステレオタイプではない、今のアフリカファッションの魅力を伝える」と語る。

 また、栗野上級顧問はアフリカのファッション市場に対する知見と独自のコネクションを生かし、10月の両ファッションウイークに参加するファッションデザイナーの選出にも加わっている。

 「FACE.A-Jプロジェクト」は、アフリカのクリエイティブ業界に強い関心を持つ「アワトリ(AWA’TORI)」の呼びかけにより立ち上げられた。

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