同アワードはH&Mファウンデーションがアクセンチュアとスウェーデン王立工科大学と協力し2015年に始動したもの。循環型ファッションを推進する革新的なアイデアを実現させ、ファッションがもたらす地球や人々の生活環境への影響を軽減することを目的とする。これまでに182カ国から1万4000以上の応募があった。
5組の受賞者は総額100万ユーロ(約1億2000万円)の資金援助に加え、ストックホルム、ニューヨーク、香港での1年間のイノベーション促進プログラムへの参加が可能となる。授賞の選考基準はファッションを循環型にするイノベーションであること、スケールアップ可能であることのほか、アイデアの経済的持続可能性や応募者が世界を変えるため専心しているかなどを検討する。
4回目の前回は日本のシンフラックス(Synflux)が同アワードの次点にあたるアーリーバード特別賞を受賞した。日本人の受賞はこれが初めてだった。