「WWDビューティ」9月5日号は、「働き方改革」特集です。ビューティ業界はもちろんのこと、異業種企業の「働き方改革」を取り上げ、各社の取り組みや成功事例を探ります。女性社員が多いビューティ業界はさまざまな制度を取り入れていますが、社員の働きやすさのほか、持続的に成長していくために必要な取り組みについて取材。ユニークな制度を取り入れている異業種企業の成功事例についても聞きました。
社員が生産性を上げ柔軟に働くためには、ITインフラやオフィス環境の整備、人員の確保など、枠組みを作ると同時に行うべきことが多数ありますが、各社が声をそろえて語るのは、「優秀な人材を確保する」ことを目的としていること。また、改革が持つ意味を周知し、理解を得るための取り組みも必要です。それと同時に、現場のスタッフも会社任せにせず、一人一人が意識改革を行って効率を上げる必要があります。
特集では、改めて「働き方改革」法案の8つのポイントをまとめつつ、テレワークや子連れ出勤、コワーキングといった時代に寄り添うさまざまな働き方や、有給休暇取得率や男性の育児休暇取得率向上のための各社の取り組みを取材。「働きやすさ」と職場満足度を高める各社のユニークな制度・取り組みもあわせて紹介しています。
ニュース面では、イオンとウエルシアホールディングスが共同出資会社を設立し、日本で独占販売するフランスのナチュラルコスメブランド「イヴ・ロシェ(YVES ROCHER)」を取り上げたほか、「イヴ・サンローラン(YVES SAINT LAURENT)」から発売される新フレグランス、売上高1.5兆円を突破し好調が続くエスティ ローダー カンパニーズの2019年度6月期決算を解説しています。
そのほか、今年に入り出店が加速するフリーランス美容師向けのシェアサロン「ゴウトゥデイ シェア サロン(GO TODAY SHAiRE SALON)」の代表、大庭邦彦氏と取締役の大池基生氏のインタビュー、花王「エスト(EST)」から登場する高付加価値ライン、MTGが展開する「リファ(REFA)」が発売するドライヤー、「キールズ(KIEHL’S)」が行う環境保護やより良い未来の創造を目的としたミッション“MADE BETTER(メイド ベター)”のイベントの様子を掲載しています。