「マックスマーラ(MAX MARA)」は9月3日、韓国初となる旗艦店をソウルのアックジョン434番地にオープンした。店舗面積は300平方メートル。「マックスマーラ(MAX MARA)」に加え、カジュアルラインの「スポーツマックス(SPORTMAX)」を展開する。カンナム区にあるアックジョンはソウル市内でもラグジュアリーブランドの集まる地区として知られている。
建築デザインはミラノ、ロンドン、ニューヨークなどの旗艦店も手掛けたドゥッチョ・グラッシ・アーキテクト。外装は全面ガラス張りのファサードで滑らかなデザインに仕上げた。店内は手作業で加工された真ちゅうの壁が囲い、ラックやディスプレーには天然石、柏の木、光沢のある鉄などを採用した。入り口や所々の壁にはミラノでよく見られる斑点模様が特徴の自然石チェッポストーンを使用した。
また、オープンを記念してソウル限定のカプセルコレクションを発表。シグネチャーコートをデザインしたアンヌ・マリー・ベレッタ(Anne-Marie Beretta)、カール・ラガーフェルド(Karl Lagerfeld)のスケッチ、ブルネッタ・マティルド(Brunetta Mateldi)のイラストが施されたパッチワークなど、過去のコレクションアーカイブの要素をちりばめたアイテムで構成し、フード付きシルクコート、グラフィックを施したトレーナー、ベルトバッグを用意した。これらのアイテムは9月3日からソウル旗艦店と韓国版公式オンラインショップで販売している。
同日行われたオープン記念パーティーでは、2020年プレ・スプリング・コレクションでランウェイを歩いたモデルのキャロリン・マーフィー(Carolyn Murphy)がインターナショナルスペシャルゲストとして登場したほか、女優のチェ・ジウ(Jiwoo Choi)、クラウディア・キム(Claudia Kim)、キ・ウンセ(Eunse Ki)ら韓国のセレブリティーやインフルエンサーなど300人以上のゲストが会場を訪れた。