「WWDジャパン」9月9日号は、村上隆さんを特集します。「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」や「オフ-ホワイト c/o ヴァージル アブロー(OFF-WHITE c/o VIRGIL ABLOH)」とのコラボレーション、ストリートファッションの祭典「コンプレックスコン」のアートディレクターなど、ファッション界では広く知られた存在ですが、ファッションについて大々的に語るのは今回が初めて。早くから欧米の芸術構造を徹底的に分析し、世界基準の戦略で世界と戦ってきた村上さんの思考を、3時間におよぶロングインタビューから解き明かします。
村上さんとファッションを結び付けた大きな出来事は2002年、当時のアーティスティック・ディレクター、マーク・ジェイコブス(Marc Jacobs)の手掛ける「ルイ・ヴィトン」とのコラボに遡ります。現在も継続するこの稀有なコラボがどのように誕生し、ラグジュアリーブランドとのコラボを通して何を学んだか。また、カニエ・ウェスト(Kanye West)やヴァージル・アブロー(Virgil Abloh)との出会いについて。ストリートファションの世界でなぜこんなにも人気があるのか。メディアに対しての考えなどを過去から現在まで、たっぷりと聞いています。ファッション業界にかかわる人にとっては、とても刺激になるはず。
ニュース面では、ファーフェッチのジョゼ・ネヴェス(Jose Neves)創業者兼最高経営責任者に直撃取材を敢行。カンボジアに出店した古着屋「ドンドンダウン」や、ゴールドウインと共同開発した“ムーン・パーカー”が話題の“人工クモの糸”、スパイバー、「マルベリー(MULBERRY)」のグローバル戦略についても取材しました。
連載「齊藤孝浩のファション業界のミカタ」のテーマは「ZOZOの決算書から学べること」。ファッション業界をパトロールするコーナー「ファッションパトロール」は、開催まで2週間を切った「ラグビーワールドカップ2019」に切り込みました。