ファッション

野口アヤがサステイナブルなウィメンズブランド発表 ザクロやカカオで天然材料染め

 ウィメンズブランド「サロン ド バルコニー(SALON DE BALCONY)」デザイナーなどを務め、現在代官山のアートギャラリー「シソンギャラリー」のオーナー兼ディレクターの野口アヤが、ウィメンズブランド「アヤノグチアヤ(AYANOGUCHIAYA)」を立ち上げた。

 一番の特徴はサステイナブルなモノ作りで、オーガニックコットンなどの天然素材やリサイクル素材を使用し、伝統的なナチュラルボタニカルダイ(天然材料染め)で仕上げている。赤ワインで染めたピンク、カカオで染めたベージュ、ザクロで染めたグリーンのドレスやブラウスなどが中心アイテムで、価格は3万~7万円。

 「目指したのは人と環境にやさしい商品であること。年代や季節を固定せず、エイジレスで流行に左右されないタイムレスなエレガンスを提案している。だから、ファーストコレクションは『2020年春夏』とせず、1回目の展示会という意味で『01』とした。ほぼ国内で生産しており、日本の職人技を見直し、産地の活性化にもつなげたい」と話した。

 野口アヤは東京都出身で、武蔵野美術大学を卒業後、20年以上続けたデザイナー活動を一時休止していた。夫でクリエイティブ・ディレクターのチダコウイチと経営するシソンが販売する。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

リーダーたちに聞く「最強のファッション ✕ DX」

「WWDJAPAN」11月18日号の特集は、毎年恒例の「DX特集」です。今回はDXの先進企業&キーパーソンたちに「リテール」「サプライチェーン」「AI」そして「中国」の4つのテーマで迫ります。「シーイン」「TEMU」などメガ越境EC企業の台頭する一方、1992年には世界一だった日本企業の競争力は直近では38位にまで後退。その理由は生産性の低さです。DXは多くの日本企業の経営者にとって待ったなしの課…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。