ファッション

JR東日本の東京ベイエリア開発、アトレ竹芝の目玉は「クラブ」&体験型エンタメ施設

 JR東日本は9日、東京・竹芝の湾岸エリアで開発を進めている「ウォーターズ竹芝(WATERS TAKESHIBA)」の概要を発表した。2万3000平方メートルの敷地に高級ホテル「メズム東京、オートグラフ コレクション(MESM TOKYO, AUTOGRAPH COLLECTION)」と劇団四季のフラッグシップ劇場、アトレ竹芝、オフィスという東京では珍しいタイプの複合ビルになる。延床面積は10万2600平方メートルで、グランド―オープンは2020年7月。これまで駅ビルが中心だったアトレは、レストランやナイトクラブラウンジなどの体験型のテナント開発に本格的に取り組む。

 アトレ竹芝は20年4月13日に第1期、第2期が7月14日に開業する。商業部分は7500平方メートルで、劇団四季の劇場が入るシアター棟の低層部分にナイトクラブラウンジや日本初のソーシャルエンタテインメント施設、大人と子どもが楽しめるアミューズメントスペースを、ホテルとオフィスの入る高層ビルのタワー棟にレストランや高級ネイルサロンなどのテナントを誘致する。小林延江アトレ竹芝開発準備室長は「詳細は年明けになるものの、これまでのアトレにはない新しいタイプの体験型施設になる。従来の駅ビルとは異なったコンセプトや手法にはなるが、湾岸エリアならではの商業開発に取り組む」と語る。

 劇団四季[春][秋]の建て替えとなる「JR東日本四季劇場[春][秋]」は、[秋]が20年7月14日にオープン(オープニング作品は未定)、[春]は9月10日に開幕予定でオープニング作品は大ヒット映画「アナと雪の女王」のミュージカル作品になる。チケット発売は6月14日から。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

リーダーたちに聞く「最強のファッション ✕ DX」

「WWDJAPAN」11月18日号の特集は、毎年恒例の「DX特集」です。今回はDXの先進企業&キーパーソンたちに「リテール」「サプライチェーン」「AI」そして「中国」の4つのテーマで迫ります。「シーイン」「TEMU」などメガ越境EC企業の台頭する一方、1992年には世界一だった日本企業の競争力は直近では38位にまで後退。その理由は生産性の低さです。DXは多くの日本企業の経営者にとって待ったなしの課…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。