東急不動産は11日、12月5日に開業する東急プラザ渋谷のテナント概要を発表した。 “大人をたのしめる渋谷へ”をコンセプトに掲げる同施設は初上陸1店、渋谷エリア初20店、都内初5店を含む全69店のショップ、レストランが出店。 ビューティ関連は4階がメインとなり、施述を含んだサロンの充実を図る。
4階のビューティショップは、ロート製薬がエイジングケアをテーマにした初のサロン「ロートクオリティエイジングサロン」を導入する。「エピステーム(EPISTEME)」をはじめとするロート製薬の製品を使用し、アイケア、スキンケア、インナーケアにアプローチ。そのほか「クレ・ド・ポー ボーテ(CLE DE PEAU BEAUTE)」や「コスメデコルテ(DECORTE)」などを取り扱う、たしろ薬品の新業態コスメセレクトショップ「ブルーストライプラクラス(BLUESTRIPE LA CLASSE)」や、「マリークヮント(MARY QUANT)」、インナービューティサロン「エステプロ・ラボ シブヤ(ETSHEPROLAB SHIBUYA)」を集積する。
4階以外では、5階に都内初出店の「エクセレントリラクゼーションサロン ジョーイチ(EXCELLENT RELAXATIONSALON JYOICHI)」、7階に定額制セルフエステスタジオ「ボディアーキ(BODY ARCHI)」を導入。東急不動産の岡田正志・取締役上級執行役員副社長は「ライフスタイル全般を重視する傾向を意識してビューティサロンを多く取り入れた」とコメントした。
東急グループは、“エンタテインメントシティ SHIBUYA”を掲げ、100年に1度と言われる渋谷駅周辺の再開発を推進しており、岡田副社長は、「渋谷の価値をアップデートしていきたい。東急不動産の新たなチャレンジとして渋谷文化に慣れ親しんだ大人に向けてアプローチしていく。新時代のニーズに応えて進化した新たな東急プラザ渋谷を見せたい」と語った。