「WWDジャパン」9月16日号は、「#モードって何?」を特集しています。2020年春夏の海外コレクションがいよいよ本格化するこの時期、改めて、われわれが何気なく使っている“モード”という言葉は何を意味するのかを、阿部千登勢「サカイ(SACAI)」デザイナーや栗野宏文ユナイテッドアローズ上級顧問、タレントの香取慎吾らファッション業界に関わる35人に取材し、考察しました。ニュース面で見逃せないのは、もちろんZOZOの話題。ヤフーが約4000億円で同社を傘下に収め、前澤友作社長が退任するとのニュースが発表されました。果たしてその裏には何があったのか。さまざまな切り口で掘り下げています。
「WWDジャパン」が考える「#モードって何?」を表現するため、表紙ビジュアルは、写真家としての活動が50年を超える沢渡朔さんに渋谷を舞台に撮り下ろしていただきました。沢渡さんとタッグを組んだのは、スタイリストのふくしまアヤさん。「最上級に張り詰めた中でのぶつかり合いから生まれた“キレッキレの緊張感”」(ふくしまさん談)をご堪能ください。
最終面の人気コーナー、「ファッションパトロール」も、今回は「#モードって何?」仕様です。業界のご意見番である大御所デザイナー、ヨウコフチガミ先生(注:ロバートの秋山竜次さんが扮する世界的ファッションクリエイター)に、モードとはつまるところ何なのかを聞きました。突拍子もないことを語っているようでいて、実は深い(……のか?)という点が、さすがヨウコ先生です。