ビジネス

“繊維の宝石”を次世代に伝える 西印度諸島海島綿協会の新理事長に八木原保ジム社長

 海島綿の原綿の栽培や商品の管理などを行っている西印度諸島海島綿協会の新理事長に、9月20日付で八木原保ジム会長兼社長が就任した。

 東京・原宿の東郷記念館で開かれた同協会の通常総会後のパーティーで、八木原新理事長は「海島綿の認知度を高め、国内外のラグジュアリー市場に進出すること、そして会員企業を増強し、海島綿協会の活性化を図ることを目標とし、次の時代に伝えたい」と抱負を語った。

 海島綿は1975年にイギリスから日本に対する輸出が初めて認められ、76年に英国農務省指導の西印度諸島海島綿協会の日本支部が発足し、79年に現在の協同組合西印度諸島海島綿協会が設立された。一本一本の繊維が極めて長い超長綿の海島綿は、“絹のような光沢、カシミアのような肌触り”と形容され、“繊維の宝石”とも称される。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

2025年春夏ウィメンズリアルトレンド特集 もっと軽やかに、華やかに【WWDJAPAN BEAUTY付録:2024年下半期ベストコスメ発表】

百貨店、ファッションビルブランド、セレクトショップの2025年春夏の打ち出しが出そろった。ここ数年はベーシック回帰の流れが強かった国内リアルクローズ市場は、海外ランウエイを席巻した「ボーホー×ロマンチック」なムードに呼応し、今季は一気に華やかさを取り戻しそうな気配です。ただ、例年ますます厳しさを増す夏の暑さの中で、商品企画やMDの見直しも急務となっています。

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。