9月27日にオープンするコレド室町テラスの店内が報道陣に公開された。地下1階〜地上2階の3フロアに、食から雑貨まで31店舗が登場し、ビューティ関連ブランドも多数入った。目玉となるのは中国語圏以外では初出店となる台湾発のライフスタイルショップ「誠品生活日本橋」で、日本初上陸の台湾発ビューティブランドも店舗を構える。
「誠品生活日本橋」は書籍ゾーン、文具ゾーン、セレクト物販・ワークショップゾーン、レストラン・食物販ゾーンの4つで構成。世界中から約100ブランドをセレクトし、うち半数が台湾発ブランドとなる。
セレクト物販ゾーンに登場するブランドの中で、日本初上陸のビューティブランドは2つで、1つは漢方薬局を営む父を持つ台湾出身の女性と、日本出身の女性が立ち上げた台湾発のライフスタイルブランド「デイリリー(DAYLILY)」だ。風味の面でも作用の知識面でもハードルが高く思われる“漢方”を、洗練されたパッケージと飲みやすい味で展開するほか、フェイスマスクやサプリメントも販売。ほか、生理時や生理前のPMSに悩む女性に向け、漢方やフェイスマスクをセットにした定期便サービスも用意する。
同店はこれまでは渋谷ヒカリエやマルイ有楽町店などでポップアップストアを展開し、インナービューティファンには知られた存在になりつつあったが、今回の1号店と11月にオープンする大丸梅田店でブランドを訴求し、漢方の力をアピールする。
もう1店舗は香水ブランドの「P.セブン(P.SEVEN)」で、台湾茶から作られた香水をラインアップ。フランスへの留学経験を持つ調香師を中心としたチームが、台湾の文化や土地を香りで表現する。台湾で開発された茶葉から作られた金葺茶の香水「金葺茶香水」(20mL、9800円)はひのきや乳香などのフレッシュな香りで始まりきんせん茶、クチナシの温かみのある香り、深みのあるムスクの香りが漂う。
そのほか、コレド室町テラスには台湾で人気のオーガニックブランド「阿原(YUAN)」、熊本発のハーブティー専門店「南阿蘇ティーハウス」が関東初進出となる。