ファッション

「ディーゼル」のコラボプロジェクトに細川雄太が手掛ける「レディメイド」 250点限定全て1点もので販売

 「ディーゼル(DIESEL)」は、新世代のデザイナーを招いて「ディーゼル」のDNAを再解釈する「レッドタグ プロジェクト(Red Tag Project)」の第5弾として、細川雄太が手掛けるブランド、「レディメイド(READYMADE)」とのコラボコレクションをパリで発表した。

 大阪を拠点にする「レディメイド」は、反戦の意味も込めてビンテージのミリタリーアイテムを解体しアップサイクリングすることで知られるブランドだが、今回のプロジェクトで伝えたかったのは「環境保護」と細川。「繊維廃棄物が多く排出されていることを知り、『ディーゼル』のアイコンでもあるデニム生地をリサイクルして制作した。今回『ディーゼル』とコラボすることで、より多くの人に環境保護というメッセージを伝えたい」と語る。

 コラボは、「ディーゼル」創始者のレンツォ・ロッソ(Renzo Rosso)OTB会長が、「レディメイド」に興味を持ち、小木“POGGY”基史ファッション・ディレクターを介してアプローチしたことからスタートしたという。

 コレクションは複雑なパッチをあしらったウエスタン調のカラー付きジャケット、ユーティリティジャケット、ダッフルバッグ、キャップ、ウィメンズのテーパードレッグジーンズとメンズのワイドレッグジーンズの6アイテム250点だ。細川自らリメイクしたため、全て1点ものとなり、予定価格は約4万5000〜48万円。Gジャン1点に約6枚の古着を使用している。コレクションは2020年1月から日本の「ディーゼル」限定店舗などで販売する。

 「レッドタグ プロジェクト」は、これまで「フッド バイ エア(HOOD BY AIR)」の共同設立者でデザイナーのシェーン・オリバー(Shayne Oliver)や「ワイプロジェクト(Y/PROJECT)」でデザイナーを務めるグレン・マーティンス(Glenn Martens)、「GR ユニフォーマ(GR UNIFORMA)」を手掛けるゴーシャ・ラブチンスキー(Gosha Rubchinskiy)、「ア コールド ウォール(A-COLD-WALL)」のサミュエル・ロス(Samuel Ross)を招へいしてきた。

DIESEL x ファッションの記事

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

リーダーたちに聞く「最強のファッション ✕ DX」

「WWDJAPAN」11月18日号の特集は、毎年恒例の「DX特集」です。今回はDXの先進企業&キーパーソンたちに「リテール」「サプライチェーン」「AI」そして「中国」の4つのテーマで迫ります。「シーイン」「TEMU」などメガ越境EC企業の台頭する一方、1992年には世界一だった日本企業の競争力は直近では38位にまで後退。その理由は生産性の低さです。DXは多くの日本企業の経営者にとって待ったなしの課…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。