フランスのシューズブランドの「ヴェジャ(VEJA)」は9月28日、「リック・オウエンス(RICK OWENS)」との初のコラボアイテム“ヴェジャ × リック・オウエンス ランニングスニーカー”を発売した。バター、ブラック、グレーの3色をそろえ、価格は各4万円。
今回のコラボレーションは2017年にデザイナーのリック・オウエンスが、“もっとも環境に優しいスニーカーブランド”と考える「ヴェジャ」にコラボレーションを提案したことから実現した。
同アイテムは45%バイオベースの素材でできており、バナナオイル、サトウキビ、もみ殻を使用したソールに、ブラジル産天然ゴムを50%使用したクッションを搭載した。アッパー部分には、プラスチックボトルのリサイクル素材からできた通気性のよい3Dニットを用い、ディティールにはベースカラーに合わせた“V“マークやダブルバンド、「ヴェジャ」のサイン入りのバックループなどを施した。
リック・オウエンス・トウキョウのほか、新宿伊勢丹本店、新宿伊勢丹メンズ館、ドーバー ストリート マーケット ギンザ(DOVER STREET MARKET GINZA)などで取り扱う。
「ヴェジャ」の共同創設者セバスチャン・コップ(Sebastien Kopp)は「このコラボレーションは、どちらのブランドにとっても不思議な取り合わせのように思えた。しかし、リック・オウエンスと彼のチームに会ってみて『やろう!』と思えた。リックは『ヴェジャ』と私たちの力量を愛してくれ、私たちは『リック・オウエンス』の先進的クリエイティビティーを目の当たりにすることができた」とコメントした。
「ヴェジャ」はフランソワ・ギラン・モリィヨン(Francois Ghislain Morillion)とセバスチャン・コップ(Sebastien Kopp)が2005年にフランスで設立したブランド。創業当時から生産背景の透明性にこだわり、環境負荷の少ない製造工程で作られたスニーカーを提案している。