「WWDビューティ」10月3日号はフレグランスの特集です。フレグランス事業を展開するメーカーやディストリビューター、小売り各社に2019年1~6月の商況を聞き、フレグランス市場の今を探ったほか、知っておくべき18〜19年のフレグランス業界のニュースをまとめました。ニュース面では人気のメンズ美容室「オーシャントーキョー(OCEAN TOKYO)」を退社し、新たにヘアサロン「ゴールド(GOALD)」をオープンした中村トメ吉・代表のインタビューを掲載。また、都市型生活の“過労肌”に着目した新エイジングケアラインを発売する「イヴ・サンローラン(YVES SAINT LAURENT)」についても取り上げました。
国内におけるフレグランス市場の規模は小さいものの、ここ数年は毎年前年実績を上回って推移し、拡大を続けています。その背景にはエントリー層の獲得や、フレグランスに関心の高い層のさらなる育成が進んでいることがあります。特集では勢いを増すメンズカテゴリーや、スティック状の練り香水やヘアミストといった香り関連製品のアイテムと香りのバリエーションで裾野を広げているライトフレグランス市場に注目。メーカー各社が注力する、香りを楽しく“体験”する仕掛けもピックアップしました。
ニュース面では、化粧品フロアのリモデル第1弾として2階のスキンケアゾーンをオープンした伊勢丹新宿本店本館、花王が発表した2030年までに持続可能な暮らしを達成させるためのESG(環境、社会、ガバナンス)戦略の具体策、アクネケアブランド「プロアクティブ(PROACTIV)」創設者が手がけ、2020年に日本に初上陸するスキンケアブランド「ロダン+フィールズ(RODAN + FIELDS)」について取り上げました。
そのほか、「WWDジャパン」と「WWDビューティ」連合企画の冊子「My Lingerie My Scent わたしのためのランジェリーと香り」を付録として提案します。「ジバンシイ(GIVENCHY)」の香水と刺しゅうが美しい「スタディオファイブ(STUDIO FIVE)」のランジェリー、ジャポニズムフレグランスの「トバリ(TOBALI)」と「ランジェリーク(LANGELIQUE)」のノンワイヤーブラジャーなど、この秋身にまといたいランジェリーとフレグランスの組み合わせを特別撮り下ろしで紹介します。