ファッション

「シャネル」のランウエイにユーチューバーが乱入 ジジ・ハディッドに連れ出される

 「シャネル(CHANEL)」2020年春夏コレクションショーがフランス・パリで行われた。フィナーレに差し掛かるとグラン・パレ(Grand Palais)通りの屋上を再現したステージを歩くモデルの列に、ツイードのセットアップを着た観客が乱入した。

 乱入したのはインスタグラムで19万以上のフォロワーを持つユーチューバーでコメディアンのマリー・ベノリエル(Marie Benoliel)。彼女はステージに上がると、動画にアップされるのを求めているかのように観客を見渡し、ポーズを決めた。

 ショーのモデルを務めていたジジ・ハディッド(Gigi Hadid)が、彼女の肩に手を置きバックステージへと促した。

 フロントローでショーを鑑賞していたカーディ・B(Cardi B)は自身のインスタグラムで「ショーは素晴らしかったわ。誰かさんが飛び込んできたときは、少し怖かったけれど」とコメントした。

 米「WWD」は公式インスタグラムに彼女の動画を投稿すると、ベノリエル本人から「それ、私よ」とハートマークの絵文字付きでコメントが投稿された。

 「シャネル」は「同氏は先日も他のショーに乱入しており、この手のいたずら行為で知られる人物だ。彼女の登場は全く計画していなかった。ショーの後、警備員が出口まで連れて行った」とコメントした。ベノリエルは今週初め、ランジェリーブランドの「エタム(ETAM)」のランウエイにもシルバーの下着姿で登場している。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

2025年春夏ウィメンズリアルトレンド特集 もっと軽やかに、華やかに【WWDJAPAN BEAUTY付録:2024年下半期ベストコスメ発表】

百貨店、ファッションビルブランド、セレクトショップの2025年春夏の打ち出しが出そろった。ここ数年はベーシック回帰の流れが強かった国内リアルクローズ市場は、海外ランウエイを席巻した「ボーホー×ロマンチック」なムードに呼応し、今季は一気に華やかさを取り戻しそうな気配です。ただ、例年ますます厳しさを増す夏の暑さの中で、商品企画やMDの見直しも急務となっています。

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。