オンワードホールディングスは3日、2020年2月期の業績見通しを大幅に下方修正した。不採算店舗の大規模な撤退・縮小に伴うもので、修正後は営業利益が12億円(修正前は55億円)、純損益が240億円の赤字(同55億円の黒字)。事業整理損約30億円、減損損失約220億円、合わせて約250億円の特別損失を計上する。なお、売上高予想は2560億円で据え置く。
グローバルな事業構造の改革のため、国内外問わずメスを入れる。店舗コストの削減により収益力を底上げしつつ、自社EC「オンワード・クローゼット(ONWARD CLOSET)」などデジタル分野の拡大に投資する。