アメリカ発ノンワイヤー・ノンホックの「ジニエブラ(GENIE BRA)」を販売するテレビショッピング研究所(当右京・高橋正樹社長)は、日本での市場拡大を目指し、女優の佐藤仁美を新イメージモデルに起用した。10月3日には「ジニエブラ」を着用した佐藤が登壇するPRイベントを開催。一日スペシャルサポーターとしておかずクラブの2人が登場した。佐藤が出演する新グラフィックや新ウェブムービーが披露され、「ジニエブラ」の着け心地や初の下着モデルへの意気込みなどを語った。
佐藤は、「ジニエブラ」が見える胸元が大きく開いたドレス姿でステージに登場。「はじめは、私でいいの?と不安もあったが、新しいチャレンジや発見があると思った。この年齢(10月10日で40歳)でモデルに選んでくれた『ジニエブラ』と一緒に仕事ができてうれしい」と語った。また、ブラジャーだけを着用したグラフィックやムービーについては「本当は羽織りものが欲しかったけれど、自分とは思えないくらい本当にきれい。女優として演じるのではなく、自然体のままの私を撮ってもらった」と満足の表情を浮かべた。
また佐藤は「ブラジャーのワイヤーが苦手でなかなか合うものがなかったが、『ジニエブラ』は軽くて伸縮性もあり、とにかく楽。女性は体重が変化しやすいが、それに左右されることなくフィットする」と絶賛。おかずクラブのゆいPは「私のサイズは海外でもギリギリあるかないかで、ワイヤーが入っていると当たって黒ずんだりすることも。『ジニエブラ』ならアンダー115cm、カップはGカップまで対応しているので安心」。同じくオカリナは「海外ロケが多いから、長い移動時間でも着けられてうれしい。ノンワイヤーでもバストを支えてくれるのでこれまでスポーツブラしか着けてないという後輩にも薦めたい」と語った。
同社の宮地恵子商品企画担当は起用理由を「佐藤さんは数々の映画やドラマに出演し、その美貌と演技力で高い評価を得る一方、自然体の飾らない人柄で多くのファンに愛されている。そのスタイルが、胸を美しく整えることにこだわりながら楽で快適な着け心地を追求する『ジニエブラ』と一致し、イメージビジュアルに登場してもらうことになった」と述べた。
2011年にアメリカで発売された「ジニエブラ」は伸縮性に優れ着心地がよいだけでなく、美しいバストラインを作り出すとして、発売開始から1年6カ月あまりで1秒間に1枚のが売れる大ヒットになった。18年10月まで、世界でのシリーズ累計販売枚数8700万枚を突破しており、45カ国以上で販売されている。
日本では、12年に販売を開始し、バラエティーショップや通信販売で展開されている。佐藤仁美の起用が発表された10月3日から人気商品の“ジニエシークレットブラ”2色2枚セット(4980円)の販売が公式ブランドサイトで開始された。
川原好恵(かわはらよしえ):ビブレで販売促進、広報、店舗開発などを経て現在フリーランスのエディター・ライター。ランジェリー分野では、海外のランジェリー市場について15年以上定期的に取材を行っており、最新情報をファッション誌や専門誌などに寄稿。ビューティ&ヘルスの分野ではアロマテラピーなどの自然療法やネイルファッションに関する実用書をライターとして数多く担当。日本メディカルハーブ協会認定メディカルハーブコーディネーター、日本アロマ環境協会認定アロマテラピーアドバイザー。文化服装学院ファッションマーチャンダイジング科出身