1992年生まれのファッションフリーク女子が、今週のファッション週刊紙「WWDジャパン」で気になったニュースを要約してお届け。渋谷のファッションベンチャー企業に勤める等身大OL、Azuがリアルな目線を生かし、「このニュースからはコレが見える」という切り口でさまざまな記事につぶやきます。
今日のニュース:P.7「『誠品生活』日本1号店オープン」
読み解きポイント「おしゃれ漢方ブランドに注目!」
ニュースのポイント
台湾の大型複合ショップ「誠品生活」が日本初上陸。9月27日に開業した「コレド室町テラス」の2階全体に「誠品生活日本橋」として出店し、台湾と日本のテナントをミックスしながら多彩な文化情報を発信する。書籍、文具、セレクト物販・ワークショップ、食物販・レストランの4ゾーンで構成し、“くらしと読書のカルチャーワンダーランド”のコンセプトを体現する。
AZUはこう読む!
台湾の「誠品生活」には何度か行ったことがあり、今回の出店も楽しみにしていました。台湾の店舗は「蔦屋書店」のように洗練された落ち着く空間で、日本人にとって馴染みある雰囲気だったのでとても居心地がよかったのです。
まだ「誠品生活日本橋」には行けていませんが、まず行きたいのは待望の日本初店舗となった漢方ブランド「デイリリー(DAYLILY)」です。同世代の日本人と台湾人女性が二人で起業したという、おしゃれ漢方ブランドということで、気にならないわけありません!
以前ポップアップで何点か購入したのですが、鮮やかなオレンジのパッケージも可愛いし、お茶も飲みやすくて美味しいし、フェイスパックはつけ心地良いしで、すっかりハマってしまいそうです。漢方というと「難しい……」と身構えてしまいますが、女性の体調や悩みに寄り添ったわかりやすい商品ラインアップとビジュアルで手に取るハードルをぐっと下げてくれるので、漢方デビューにもプレゼントにもぴったり。
「台湾 × 女の子 × ドリンク」というと真っ先にタピオカが頭に浮かびますが、台湾では生理痛を和らげる漢方ドリンクがコンビニで売っているなど、漢方は日本よりもっと身近な存在です。“タピオカ卒業組”は体にも優しくおしゃれな漢方にシフトしても良いのかも。
帰国したらヨーロッパの炭水化物と糖分、硬水で乱れまくった体内外環境を整えるため、真っ先にアジアのビューティパワーを借りようと思います。
Azu Satoh : 1992年生まれ。早稲田大学在学中に渡仏し、たまたま見たパリコレに衝撃を受けファッション業界を志す。セレクトショップで販売職を経験した後、2015年からファッションベンチャー企業スタイラーに参画。現在はデジタルマーケティング担当としてSNS運用などを行う。越境レディのためのSNSメディア「ROBE」(@robetokyo)を主催。趣味は、東京の可愛い若手ブランドを勝手に広めること。ご意見等はSNSまでお願いします。Twitter : @azunne