「ノゾミ イシグロオートクチュール(NOZOMI ISHIGURO HAUTE COUTURE)」などを運営してきたノゾミイシグロが、10月2日に東京地方裁判所から破産開始決定を受けたと東京商工リサーチが報じている。負債総額は7900万円という。
石黒望デザイナーが手掛ける同ブランドや、関連ブランドの「タンバリン(TOMBOURINE)」は、東京ファッション・ウイーク期間中にランウエイショーなども行い、ラフォーレ原宿内のセレクトショップ、ウォールなどで販売してきた。近年はショーは行っていなかった。
東京商工リサーチによれば、2013年6月期の売上高は1億2000万円。近年は需要の低迷などを背景に年間売上高は4000万円で推移、19年8月末で事業を停止し、今回の措置に至ったと報じられている。