「WWD」は10月14日、ソウル・ファッション・ウイークの期間中に、同メディアにとって日本、中国に次ぐ第3の海外版「WWDコリア(WWD KOREA)」をローンチする。
「WWDコリア」は、米「WWD」を傘下に持つペンスキー・メディア・コーポレーション(PENSKE MEDIA CORP.)と、韓国のアントレプレナー(起業家)ユナ・キム(Yuna Kim)が締結したライセンス契約に基づくもの。編集長は、韓国版「ヴォーグ(VOGUE)」のディレクターを務めたリース・キム(Resee Kim)が担う。正式ローンチは来年1月の予定だ。
米「WWD」のエディトリアル・ディレクター、ジェームス・ファロン(James Fallon)は、「今回の契約により、『WWD』は拡大が続くコリアンビューティ、ファッションの深い見識を得ることができる。『WWD』は今後も、世界の通信網を拡大する予定だ」と話した。
「WWD」は今夏、チャイナ・マインド・ネクスト(CHINA MIND NEXT)社とライセンス契約を締結し、ウェブメインの中国版「WWD」をスタートしている。
INFASパブリケーションズとの契約に基づく「WWDジャパン」は1979年創刊。現在は同紙に加え、ビューティ週刊紙「WWDビューティ」と、ファッション&ビューティを中核とするウェブメディアの「WWDJAPAN.com」の3媒体を手掛けている。