日本ジーンズ協議会は、“最もジーンズが似合う有名人”を決める「ベストジーニスト2019」を発表した。一般選出部門の男性はHey! Say! JUMPの中島裕翔が3年連続で受賞して殿堂入りし、女性は女優の山本美月が初受賞した。協議会選出部門ではタレントの出川哲朗、女優の長谷川京子、E-girlsが選出された。
出川は、テレビ東京系の「出川哲朗の充電させてもらえませんか?」でおなじみのスイカ柄の電動バイクとヘルメットで登場し、「番組内の衣装としてデニム製オーバーオールは着るものの、プライベートでは全くジーンズをはかないので心苦しい……。おなかが出過すぎて入らないため、もっぱらジャージーばかり。ただ、賞をもらった限りははくようにします(笑)」とコメント。
パッチワークのドローコード付きジーンズをはいた中島は、殿堂入りした人に贈られる金の盾について、「2年連続でベストジーニストを受賞し、『ここまで来たら欲しいな!』と思っていた。念願がかなった」と喜び、山本は「8万人近い人が、ジーンズと聞いて私を連想してくれたことに感謝。でも、そんなに多くの人に私のジーンズ好きがバレていたのかな(笑)。ジーンズは普段からはいていて、今日はスリムだけどワイドもコクーンシルエットも好き」と述べた。
またジーンズやスニーカーでの勤務を解禁してジーンズの普及に貢献したとして、パナソニック代表取締役専務執行役員兼コネクティッドソリューションズ社長の樋口泰行が協議会選出特別貢献賞を受賞した。19年に新設された次世代部門では、ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト出身で“可愛すぎる”男子高生として注目の井手上漠と、俳優でミュージシャンの石橋凌と女優の原田美枝子の娘である石橋静河が受賞した。
「ベストジーニスト」は1984年にスタートし、今年で36回を迎えた。一般選出部門、協議会選出部門、次世代部門の3部門からなり、毎年部門ごとに選出・表彰する。一般選出部門は18年10月から19年8月末まではがきとウェブで投票を実施し、合わせて42万6516票が集まった。これは過去最多だった18年の22万6192票の倍近い数字であり、中島が12万6853票、山本が7万9502票を獲得した。