ビューティ

「エミリーウィーク」の生理用品がパッケージデザイン賞を受賞

 “女性の生理周期に寄りそうライフデザイン”をテーマにした、ベイクルーズグループのブランド「エミリーウィーク(EMILY WEEK)」は、アジアで唯一のパッケージデザイン賞「トップアワードアジア(TOPAWARDS ASIA)」を受賞した。同アワードは、グローバルに活躍するデザインのプロフェッショナルを審査員に迎え、アジア圏の優れたパッケージデザインを評価して、アジアにおけるデザインの発展を目指す。今回の審査員はアートディレクター兼グラフィックデザイナーの清水彩香とアーティストの島津冬樹が務めた。

 「エミリーウィーク」が受賞したのは「外見部門」。生理週間が近づくにつれてデリケートになる女性の肌の変化に合わせて素材を変えた、4種類の布製パッドシリーズ“4ウィークライナーシリーズ(4 WEEK LINER SERIES)”のパッケージが選ばれた。受賞作品は今後、「トップアワードアジア」のウェブサイトやSNSを通じて世界に発信される。

 審査員の清水は「生理用品のデザインは少し前から、とあるメーカーの施策によって、主に日本のツイッター上で注目され、議論されている。論点はいくつかあるが、女性らしさって、女性の求めているものって何だろうか、と考えさせられた。世の中が決めつけた“女性らしさ”を疑い、本当に良いものを目指したときにたどり着くのは、自然の一部としての“人間らしさ”なのかも知れない。もちろん、さまざまな選択肢があっていいのだけど、いち女性として、今、この生理用品のデザインを評価しておきたいと感じた」とコメントしている。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

リーダーたちに聞く「最強のファッション ✕ DX」

「WWDJAPAN」11月18日号の特集は、毎年恒例の「DX特集」です。今回はDXの先進企業&キーパーソンたちに「リテール」「サプライチェーン」「AI」そして「中国」の4つのテーマで迫ります。「シーイン」「TEMU」などメガ越境EC企業の台頭する一方、1992年には世界一だった日本企業の競争力は直近では38位にまで後退。その理由は生産性の低さです。DXは多くの日本企業の経営者にとって待ったなしの課…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。