“女性の生理周期に寄りそうライフデザイン”をテーマにした、ベイクルーズグループのブランド「エミリーウィーク(EMILY WEEK)」は、アジアで唯一のパッケージデザイン賞「トップアワードアジア(TOPAWARDS ASIA)」を受賞した。同アワードは、グローバルに活躍するデザインのプロフェッショナルを審査員に迎え、アジア圏の優れたパッケージデザインを評価して、アジアにおけるデザインの発展を目指す。今回の審査員はアートディレクター兼グラフィックデザイナーの清水彩香とアーティストの島津冬樹が務めた。
「エミリーウィーク」が受賞したのは「外見部門」。生理週間が近づくにつれてデリケートになる女性の肌の変化に合わせて素材を変えた、4種類の布製パッドシリーズ“4ウィークライナーシリーズ(4 WEEK LINER SERIES)”のパッケージが選ばれた。受賞作品は今後、「トップアワードアジア」のウェブサイトやSNSを通じて世界に発信される。
審査員の清水は「生理用品のデザインは少し前から、とあるメーカーの施策によって、主に日本のツイッター上で注目され、議論されている。論点はいくつかあるが、女性らしさって、女性の求めているものって何だろうか、と考えさせられた。世の中が決めつけた“女性らしさ”を疑い、本当に良いものを目指したときにたどり着くのは、自然の一部としての“人間らしさ”なのかも知れない。もちろん、さまざまな選択肢があっていいのだけど、いち女性として、今、この生理用品のデザインを評価しておきたいと感じた」とコメントしている。