「東京ファッションアワード 2020(TOKYO FASHION AWARD 2020)」の第6回受賞者が10月19日、「楽天 ファッション ウィーク東京(Rakuten Fashion Week TOKYO以下、RFWT)」のメーン会場の渋谷ヒカリエで発表された。今年は「ミーンズワイル(MEANSWHILE)」「リコール(RE:QUAL≡)」「ユウキハシモト(YUKI HASHIMOTO)」「イン(IHNN)」「シュープ(SHOOP)」「フミエ タナカ(FUMIE TANAKA)」が受賞。
6ブランドは、イタリア・フィレンツェで行われるメンズ合同展示会ピッティ・イマージネ・ウオモ(PITTI IMMAGINE UOMO)への出展や、2シーズン続けてパリ・メンズ・ファッション・ウイーク期間中に現地で合同展示会を開催するほか、来シーズンの東京ファッション・ウイークの最終日にファッションショーを披露する予定だ。
同アワードは、審査員を百貨店やセレクトショップの現役バイヤーが務めていることが特徴。今回の審査員を務めた三越伊勢丹の関根千紘マーチャンダイザーは、「そのブランドでなくてはならない独自性や存在感が審査の基準となった。今回選出したのは、世界観に引き込まれるような、見ていると袖を通したくなるようなブランドが多かった。この受賞でブランドの発展につなげてほしい」とコメントした。
受賞ブランドの「フミエ タナカ」は田中文江によるウィメンズブランド「ザ・ダラス(THE DALLAS)」が前身となる2020年春夏に立ち上がった新ブランド。20-21年秋冬からはメンズをスタートさせる。
今回の審査員は以下の8人
サラ・アンデルマン(Sarah Andelman)/「JUST AN IDEA」創設者
ニック・ウースター(Nick Wooster)/ウースター コンサルティング(WOOSTER CONSULTING)クリエイティブ・ディレクター
宮本智美/阪急阪神百貨店 モードファッション商品統括部 モード開発部 バイヤー・ディレクター
芝崎慶子/阪急阪神百貨店 婦人ファッション販売統括部 モードファッション販売部 D-LAB マネージャー・バイヤー
石田修平/三越伊勢丹 紳士MD統括部 新宿紳士営業部 メンズクリエーターズ マーチャンダイザー/バイヤー
関根千紘/三越伊勢丹 伊勢丹新宿店MD統括部 クロスMD営業部 マーチャンダイザー
中根大樹/TOKYO BASE 「ステュディオス(STUDIOUS)」ブランドディレクター兼メンズバイヤー
加来美海宇/TOKYO BASE「ステュディオス(STUDIOUS)」ウィメンズバイヤー