都内のセレクトショップ4店による合同ポップアップストア「トウキョウユニオンキャラバン(TOKYO UNION CARAVAN)」が26、27日、大阪・南船場にオープンする。今回を皮切りに、不定期で地方都市への巡業出店を計画。EC販売が拡大する中、リアル店舗で服を選ぶ楽しさや接客の意味を改めて提案するとともに、地方にもファンの裾野を広げる。
参加ショップは、東京・北千住の下町で運営するモード色の濃いアマノジャク(AMANOJAK.)、28歳の若手オーナーが営むアルチザン系に強い渋谷のワガママトウキョウ(WAGAMAMA TOKYO)、アメリカ古着をミックスしてラインアップする千歳船橋のライクル(LICLE)、トラッドを新鮮な形で再解釈するブランド「ミロック(MILOK)」の渋谷直営店グッドルーザー(GOOD LOSERS)。大阪の会場では、それぞれの店がセレクトした2019~20年秋冬の新作やユニークな別注品のほか、インスタグラムでリクエストのあったアイテムなどを持ち寄り、約130平方メートルの空間に並べる。
「アマノジャク」の大津寿成共同経営責任者は、「これまで自店でのポップアップストアや別注物の企画などによりお客さまに訴求してきたが、東京には個性的なお店がたくさんあり、ヨコのつながりを生かせば何か新しい試みができると感じていた」と開催のきっかけを話す。「僕たちは商品ラインナップも店の雰囲気もバラバラ。だからこそ、一つの場所に集まることで何か化学反応が起こり、お客さまに新しい買い物の楽しさを見つけてもらえるはず。一方で共通しているのは、“わざわざ足を運んで行きたい店”であるという自負。これまでECのみでお買い物をして頂いていたお客さまにも、リアル店の熱量を感じてもらいたい」。
■TOKYO UNION CARAVAN in Osaka
日時:10月26日12~20時、27日12~17時
場所:大阪市中央区南船場4-8-6 セントラルスペース202