公式オンラインストア「ユナイテッドアローズ オンラインストア(UNITED ARROWS LTD. ONLINE STORE)」の運営をユナイテッドアローズが再びZOZO子会社のアラタナに委託すると、21日付の日本経済新聞が報じた。同オンラインストアは、サイト運営をアラタナから自社主導に移行するため、9月12日からサイトを一時停止していた。当初は約1カ月間の利用停止を予定していたが、開発の長期化を理由に11月27日からこれまで通りのアラタナ運営で再開する。
ユナイテッドアローズはリアル店舗とECのサービス拡充を目指して、約10年間協業してきたアラタナから自社運営への切り替えを表明していた。広報によると「サイト利用停止中はウェブの在庫を他社モールに振り分け、業績への影響は軽微だった」というが、「店舗の受け皿としてのサイト利用ができないため、実店舗への影響も考慮し、これ以上の利用停止期間の長期化は避けたい」と、アラタナへの再委託に至ったという。
なお、当面はアラタナによる運営を続けるが、自社でのサイト開発は並行して続ける。