ファッションに関する講座を企画するファッション スタディーズ(FASHIONSTUDIES)は10月29日、「Fashion Biz Study ファッションローの基礎 導入編 ~商品特性に応じた知的財産権の上手な使い分け~」と題したセミナーを開催する。
デザインを模倣から守る知的財産権には、意匠法や商標法、不正競争防止法、著作権法などがあり、それぞれ異なる特徴を持つ。そのため、時と場合、そして対象となる商品によって使い分ける必要がある。
そこで同セミナーでは各種知的財産法の基礎を踏まえ、実際の裁判例などを交えて現場で応用できる基礎的な考え方を学ぶ。講師はファッションローに詳しい関真也弁護士が務める。
ファッション スタディーズでは、12月から月に1度のペースでファッションローの基礎を学ぶ連続講座を予定しており、今回のセミナーはその導入編に当たるという。
■Fashion Biz Study ファッションローの基礎 導入編 ~商品特性に応じた知的財産権の上手な使い分け~
日時:10月29日19:30~21:00
場所:東京都港区北青山3-5-10 ワールド北青山ビル15階
受講料:一般前売り2800円(当日3000円) / 日本知財学会員・ファッションビジネス学会員前売り1800円(当日 2000円) / 大学生・専門学校生前売り1800円(当日2000円) / 中学・高校生無料
YU HIRAKAWA:幼少期を米国で過ごし、大学卒業後に日本の大手法律事務所に7年半勤務。2017年から「WWDジャパン」の編集記者としてパリ・ファッション・ウイークや国内外のCEO・デザイナーへの取材を担当。同紙におけるファッションローの分野を開拓し、法分野の執筆も行う。19年6月からはフリーランスとしてファッション関連記事の執筆と法律事務所のPRマネージャーを兼務する。「WWDジャパン」で連載「ファッションロー相談所」を担当中