ビューティ

「アディクション」が新クリエイティブディレクターの初コレクションをお披露目

 コーセーはメイクアップブランド「アディクション(ADDICTION)」の新クリエイティブディレクターに就任したKANAKOが手掛ける2020年春コレクションをお披露目した。インドのフェスティバル“ホーリー(HOLI)”からインスパイアされた色鮮やかなアイシャドウ(限定8色、各2000円)やリップバーム(限定5色、各2800円)、ネイルポリッシュ(限定6色、各1800円)を2020年1月3日に全国の百貨店などで発売する。

  今季のテーマは“ホーリー カラー”。春の訪れを祝い、色鮮やかなパウダーを掛け合うホーリーを象徴するようなカラー展開が特徴だ。「ザ アイシャドウL」はマッドレッドやマットイエロー、グリーンなどひと塗りで鮮やかに色づく8色をそろえる。「カラーコントロール リップバームL」はシアーピンクやシアーパープル、シアーイエローなど透明感と艶を演出する5色を扱う。「ザ ネイルポリッシュ L」はシアーピンクやシアーオレンジ、シアーブルーなど、ムラのない透明感のあるシアーな発色の6色を展開する。

 新生「アディクション」について、KANAKOクリエイティブディレクターは「インドのホーリーの写真が目に入り、春の始まりを祝う祭りなのでテーマにもピッタリで、楽しさが伝わるようなコレクションにした。今後も、かっこいいルックでも簡単にアプローチできる方法をさまざまなアイテムややり方で伝えていきたい」と述べた。

 同ブランドは今年誕生から10周年を迎えた中で小林一俊コーセー社長は「ブランドとして常に新しいものを提供しなければいけないため、10周年の節目にKANAKOメイクアップアーティストを起用した。世界のセレブレティーから支持されているアーティストとして以前から注目しており、縁あって今回新たなクリエイティブディレクターの就任となった。新コレクションを見て、『変わった』と感じていただけると思う」と語った。

 日本では現在は約100店舗を展開し、海外ではアジアを中心に販売網を広げている。「今後は欧米にも進出していきたい。それに向けて、もっと“日本発ブランド”を打ち出すために、今季から『ADDICTION TOKYO』のロゴを冠してグローバル展開を急ピッチで進める」(小林社長)とし、世界での存在感をさらに強めていく。

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