2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けて、そして以降の未来に向けて、東京ではさまざまな商業施設のオープン、もしくはリニューアルが続いている。そこで「WWDジャパン」は、ファッションが大好きな2人の建築家と一緒にオープン、もしくはリニューアルした商業施設を探訪。取り扱う商品や店頭の接客より大きな視野に立ち、設計に基づく動線や回遊性、内装による店内の雰囲気、各階よりむしろ館全体の視点に立ったときのフロアコンセプトなどを考える。今回は、くしくも同時期に改装した東京の2大メンズ百貨店。ともに富裕層、インバウンド、そしてミレニアル世代を見据えて全館リモデルした伊勢丹新宿本店メンズ館と阪急メンズ東京を訪れた。(この記事はWWDジャパン2019年7月29日号からの抜粋です)
WWDジャパン(以下、WWD):今回は、伊勢丹新宿本店メンズ館(以下、伊勢丹メンズ)と阪急メンズ東京(以下、阪急メンズ)を2軒続けて回りました。まずは、2つの館を探訪してみて、どう思われたでしょうか?
定期購読についてはこちらからご確認ください。
購⼊済みの⽅、有料会員(定期購読者)の⽅は、ログインしてください。