11月1日、渋谷の新ランドマークとなる駅直結の複合施設「渋谷スクランブルスクエア」がオープンする。食・ファッション・交流の“世界最旬宣言”をテーマに掲げ、いずれのカテゴリーもワンランク上の“本物”を数多くラインアップ。12、13階のレストランフロア「フーディーズ スクランブル」に出店する国内外のえりすぐりの17店から注目の店舗をレポートする。
渋谷スクランブルスクエアの12階と13階には、世界中から最先端の食のトレンドが集まるカフェ・レストランフロア「フーディーズ スクランブル」が設けられている。また、12階には吹き抜けになったイベントスペース「Scene12」もあり、今後さまざまなイベントに活用される予定だ。
12階はワールドトレンドをおさえた
えりすぐりの9店舗が集結
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12階のセンターに大きく出店したのは、地中海・アラビア料理レストラン「カールヴァーン・トウキョウ(CARVAAN TOKYO)」。明治時代の洋館とアラビア建築を合わせた空間は、エキゾチックなムード漂う大人の社交場だ。メニューはひよこ豆のペースト“フムス”やレバノンの素揚げ料理“ファラフェル”など、好奇心と五感を刺激するラインアップ。合わせるドリンクは、スペルト小麦を使う“スペルト・ヴァイツェン”やワインのように長期熟成して造る同店限定の“バーレーワイン”、ジョージア伝統の手法で造られたオレンジワインなどがそろい、料理とのマリアージュを自由に楽しめる。
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目利きが厳選した旬の新鮮な食材はもちろんのこと、ネタの温度や順番にまで細かな心配りをした恵比寿の老舗寿司店が出店。素材を見極め、丁寧な仕事で握られる寿司は上質そのもの。刺身や焼き物など旬のつまみが楽しめるおまかせコースをはじめ、お手頃なランチコースもあり、シーンによって使い分けたい。
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月島の人気もんじゃ専門店「月島もんじゃ もへじ」が新業態店で出店。“イカ墨もんじゃ”など、進化系スタイルのもんじゃはここでしか味わえない一品。伝統的なもんじゃにフレンチテイストを取り入れた進化系スタイルの“もんじゃ”はぜひ味わいたい一品。落ち着きのあるシックな内装で、大人もゆっくり楽しめる。
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「しゃぶしゃぶ つかだ」は、塚田農場を運営するエー・ピーカンパニーと、クリエイティブディレクターの佐藤可士和氏がタッグを組んだ新業態店舗の第3弾として登場。“一人一鍋”というコンセプトのもと、カウンターで一人ゆっくりしゃぶしゃぶを楽しむことができる。肉の特徴を生かす厚さにスライスされたA4、A5ランクの牛肉を心ゆくまで堪能したい。
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牛肉とオマール海老の美味しさを最大限に引き出すというコンセプトのイタリアンレストラン。厳選された食材による最高のイタリア料理を、イタリアワインと合わせて楽しむことができる。
13階は広々とした粋な空間に
8店舗が出店
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天麩羅とシャンパン、ワインのマリアージュが楽しめる粋な立呑み処が登場。良質な衣と油を使った天麩羅はカリッと軽やかで風味も豊か。大根、万願寺、牡蠣、ウニ、アボカド、パクチーのかき揚げなどといった、同店ならではのユニークな天麩羅は体験する価値あり。自分ペースで楽しめるので、待ち合わせスポットとしても活用したい。
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スパニッシュレストラン「ホセ・ルイス(JOSE LUIS)」が日本に初出店。1957年の創業当時から愛され続けているレシピを忠実に再現し、その個性を生かしながら日本ならではのスタイルにアレンジ。日本の料理技法で進化させた限定“トルティージャ(オムレツ)”をはじめ、サングリアやスペインワインとマッチするメニューを取りそろえる。伝統と革新を大事にしたスペイン料理は、初めての食体験となりそうだ。
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お好み焼きの聖地、大阪・堀江で絶大な人気を誇る「お好み焼き たまちゃん」が出店。名物“鉄板ホルモン焼き”のほか、具材全部入り“たまちゃんデラックス焼き”“トマトチーズ焼き”など、何人かでシェアしていろいろな味を楽しみたい。限定メニューとしては、お好み焼き+人気のラクレットチーズをかけた“たまちゃん de カケレット”が登場。五感を刺激して心をも満たしてくれそうだ。
【エディターズ・チェック】今回は初出店・新業態を中心にピックアップしたが、17店舗の中には、「もつ鍋 蟻月」「鼎泰豊」「つるとんたん」など、これまでにも数々の商業施設で成功を収めているおなじみの人気店も出店。ワールドトレンドをおさえたエッジィな店舗とのバランスも良く、どんなシーンやメンバーでも応えてくれる懐の広さが魅力だ。また特筆すべきは、一人でも楽しめる工夫が充実していること。客足が落ちそうな平日の夜にも、高い需要をキープできそうだ。